K・ラマー8部門候補 日本人もノミネート 米グラミー賞

[ 2018年12月8日 09:49 ]

 米音楽界最高の栄誉とされる「第61回グラミー賞」の各賞候補が7日発表され、米人気ラッパーのケンドリック・ラマーが最優秀アルバム賞など計8部門、人気歌手レディー・ガガが初主演映画「アリー スター誕生」(日本公開は12月21日)の劇中歌などで最優秀レコード賞など5部門でノミネートされた。

 クラシック部門の最優秀室内楽パフォーマンス賞には、米国を拠点に活躍する「アイズリ・クァルテット」が候補に選ばれた。メンバーは4人で、三枝未歩=北九州市出身=と小笹文音さん=東京都出身=が参加している。

 ラマーは今年のグラミー賞でも5部門を受賞、ピュリツァー賞でもラップ作品として初受賞した。7月末に新潟県湯沢町で開かれた「フジロックフェスティバル」にも出演して話題に。今回はアクション映画「ブラックパンサー」の劇中歌などでノミネートされた。

 一方、今年のグラミー賞ではほとんどの賞を男性歌手らが独占して批判が殺到。主催団体は多様性を確保するため最優秀新人賞など主要4部門の候補枠を拡大するなどの対策を取った。発表・授賞式は来年2月10日、ロサンゼルスで行われる。(共同)

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2018年12月8日のニュース