三田佳子次男初公判 覚醒剤使用認める「間違いありません」

[ 2018年11月29日 11:11 ]

 女優三田佳子の次男で、覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われた高橋祐也被告(38)は29日、東京地裁(開発礼子裁判官)の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は懲役2年6月を求刑し、即日結審した。判決は12月13日。

 論告で検察側は、1年ほど前から覚醒剤使用を再開していたと主張。「常習性と依存性は顕著で、再犯の恐れが極めて大きい」と述べた。最終弁論で弁護側は「今後は沖縄の依存症治療施設で治療に専念すると約束している」として執行猶予付きの判決を求めた。

 被告人質問で高橋被告は、知人から覚醒剤を勧められて手を出したと話し「依存症の認識が希薄になっていた。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 起訴状によると、9月9日ごろ、東京都渋谷区の自宅で覚醒剤を使用したとしている。

 覚醒剤を巡り逮捕されたのは今回を含めて4回目。2008年には懲役1年6月の実刑判決を受けた。(共同)

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2018年11月29日のニュース