ジャニーズオリジナル舞台「少年たち」映画化 次世代のスター銀幕に勢揃い!

[ 2018年11月16日 06:02 ]

映画「少年たち」に出演する、ジャニーズ次世代のスター候補。(上から)「SixTONES」「Snow Man」関西ジャニーズJr
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 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(87)が企画・構成・総合演出を務める舞台「少年たち」が初めて映画化され、1969年の初演以来50年となる来年3月29日に公開されることが15日、決まった。映画版でもジャニー氏が製作総指揮を務める。

 少年刑務所に収容された少年たちが、ぶつかり合いながら友情を深めていく姿を通じて、平和の素晴らしさを訴える作品。ジャニー氏は数多くの舞台を手掛けてきたが、映画化される作品は初。ジャニー氏が映画で製作総指揮を務めるのも初となる。

 キャストは9月に東京・日生劇場で舞台「少年たち そして、それから…」に出演したジャニーズ?のグループ「SixTONES(ストーンズ)」や「Snow Man」をはじめ、先月結成されたばかりのユニット「なにわ男子」の西畑大吾(21)ら関西ジャニーズ?のメンバーが中心。HiHi Jets、東京B少年ら東西のジャニーズ?も大挙出演する予定で、ジャニーズ事務所の次世代スターが勢ぞろいする。

 物語のキーマンとなる高圧的な看守役に関ジャニ∞の横山裕(37)、児童相談施設の後見人にA.B.C―Zの戸塚祥太(32)と事務所の先輩が脇を固める。

 監督は「超高速!参勤交代」などで知られる本木克英氏(54)。すでに重要文化財に指定されている旧奈良監獄(奈良県)でロケを敢行している。冒頭で予定される1カット8分間にわたるダンスシーンなど、舞台とは異なる映像美を追求した作品を目指す。

 SixTONESのジェシー(22)は「先輩から受け継いだこの伝統ある舞台。映画化は夢にも思っていませんでした」と驚きを口にし「髪形も人生初の短髪なので見てください!」と張り切っている。森本慎太郎(21)は「刑務所という環境のつらさを感じることができて貴重な体験となりました。臨場感を楽しんでいただけたら」とコメントしている。

 《10年に復活》舞台「少年たち」はジャニース事務所のオリジナルで作り上げられ、初演以来ジャニー氏が愛と情熱を注ぎ続けた作品。ブランクを経て、2010年に東京・日生劇場、大阪・松竹座で復活してからは、出演者を代えながらコンスタントに上演が続き、8年で合計468回公演に及ぶヒット作になっている。

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2018年11月16日のニュース