吉岡里帆 初ハワイは「サバイバル」 過酷ロケでヘリ酔い&船酔い

[ 2018年11月16日 17:24 ]

「吉岡里帆 神秘のハワイ 宇宙と地球をつなぐ島」番組発表会に出席した吉岡里帆
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 女優の吉岡里帆(24)が16日、都内のスタジオで行われたBS−TBS「吉岡里帆 神秘のハワイ 宇宙と地球をつなぐ島」(2019年1月18日後9・00)の発表会見に出席した。

 「ハワイ島の美しい景色と大地のパワーに早朝から遅い時間まで、みっちりと触れさせてもらった。ハワイ島のいいところが凝縮されたロケになっていると思います」と笑顔を見せた吉岡。意外にもハワイに訪れたのも今回が初めて。初めてのハワイには「(ハワイ自体が)初めてだったんです。最終日に1日だけホノルルに行かせてもらったんですけど、ロケとしてはハワイ島にずっといたので、私が思っているハワイとは全く違うハワイでした。(リゾード気分とは)正反対です、サバイバルです」と苦笑いを浮かべた。

 ハワイ島に到着するなり、ヘリコプターに乗ってハワイ島を1周。「もう着いてすぐだったので、物凄い速度で移動しても2時間乗り続けていて、ヘリコプター酔いをしてしまって…」と笑いつつ、「青い顔をしながらも、感動が大きくて。キラウェア火山の火口を見た時にびっくりして、見たこともないような景色に、すごいすごいって語彙力が追いつかないような、リアクションの連続でした」と振り返った。ヘリコプターも初体験で、搭乗中は2時間オンマイクだったといい、「あんなにしゃべり続けたのも初めてです」とまさに初めて尽くしだった。

 今回のロケで一番辛かったものは?との質問には「秘境というか、幻のグリーンサンドビーチという場所に行かせていただいて、砂浜が緑色に光り輝くという世にも珍しい砂浜なんですけど、そこに行くまでに、軍事用のボートに2時間、荒波の中、屋根も壁もないんです。ずっと揺れ続けて、そこで船酔いしているんです。着いてレポートして、1時間はドローンを飛ばすんですけど、1時間もゆらゆらボートが揺れているのも辛くて、帰りの2時間が本当に大変なのかと。とにかくずっと気持ち悪いんです。島に一生着かないと思いました。1回波が高くなっているところに、運転手さんが突っ込んしまって、小さい声で『ソーリー』って言われて、その『ソーリー』が久しぶりに許せない『ソーリー』だった」と打ち明け、「撮影中はニッコリと元気に話しているんですけど…」と笑わせた。

 初めてのハワイが過酷なロケだったこともあり、次に行くなら?と聞かれ、「ホノルルって言いたいんですけど、ハワイ島の魅力がハワイ島の魅力が奥深くて、知れば知るほど感動も大きくて、毎日、パワーをもらって元気になっていく自分もいて。もう一度、ハワイ島に行きたいです。本心です」とキッパリ。それでも、次のハワイでは「本場のガーリックシュリンプを食べるのと、過酷じゃないボートに乗りたいです」と話した。

 今回のロケを振り返り、「ついつい大変だった時の話をしてしまったんですけど、ここまで大笑いしたこともないぐらい、よく笑っていた。こんな熱い旅はないかなと。スタッフも島自体も熱量がすごかったので、ドキュメンタリーでしかできない、みんなで力を合わせて撮りに行くという形が大好きだった」と充実の表情を浮かべた吉岡。来年については「今回、知らないものを見るのが楽しくて、やりがいを感じたので、知らない国に行って、なかなか見られないような場所、過酷な場所も好きだなと思った。普段の旅行で行けないような場所に行けたらいい」と目標を掲げ、「1つ1つゆっくりと大事に作品に向き合っていくことが大事だなというのは変わらない。平成も終わるので、また新しいチャレンジをする1年にできたら」と前を向いた。

 ハワイ島で、最先端の望遠鏡が捉えた宇宙の姿、灼熱のマグマが見せる地球の鼓動、そして母なる海と生命の誕生の物語を捉えたネイチャードキュメント。吉岡は10月下旬の1週間でハワイに滞在し、ハワイ島のマウナケアやキラウェア火山などでロケを行った。

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2018年11月16日のニュース