年内で芸能活動引退の奥村チヨ 美川憲一が仰天告白「結婚してもいいかなと」

[ 2018年10月24日 13:36 ]

奥村チヨ
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 今年1月に年内で芸能活動引退を発表した奥村チヨ(71)が24日、テレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜正午)に出演し引退宣言の真相などを語った。

 歌手デビューから53年、昭和歌謡全盛時に人気を博した歌姫は「これまで楽しく仕事をさせていただきました。4年前、母が亡くなった時、喪失感が大きく一度引退を考えたこともありましたが、母が言っていた¨引き際はかっこいい方が素敵¨の言葉に支えられてきました。そして引退してもいいと言う歌に巡り合いました。それが『サイレントムーン』という夫(浜圭介)の作った曲です」という。

 夫であり作曲家の浜圭介氏から感謝の手紙が届いた。「私も歌手・奥村チヨのファンの一人。¨終着駅¨が聴けなくなるのは寂しいがそれはあなたが決めたこと、お疲れさま」と素直に妻の引退を受け入れる心情を吐露していた。

 また親友の歌手・美川憲一(72)がVTR出演し「私は奥村チヨの大ファンだった。浜さんとの結婚は大ショックでした。チヨちゃんだったら結婚してもいいかなと心の中にあった」と告白。「引退するのはもったいないけれどチヨちゃんの決断ならいいんじゃないの」と奥村の引退の美学を後押しした。

 ▼奥村チヨ 1947年2月18日、千葉県生まれ。高校時代オーデションに合格、卒業後、東芝から歌手デビューし¨和製シルヴィ・ヴァルタン¨として売り出される。黛ジュン、小川知子と「東芝三人娘」として人気を博す。69年から発売された「恋の奴隷」「恋狂い」「恋泥棒」の恋3部作が好評を得る。74年に作曲家の浜圭介氏と結婚、芸能の一線から退く。80年に歌手活動を再開。今年1月に年内で芸能活動から引退することを発表した。

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2018年10月24日のニュース