加藤剛さんに1000人がお別れ 里見浩太朗「いつも穏やかで優しく、心温かい笑顔が脳裏から離れない」

[ 2018年9月30日 16:27 ]

加藤剛さんお別れの会で、思い出を語る里見浩太朗
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 時代劇「大岡越前」や映画「砂の器」で知られ、80歳で死去した俳優加藤剛さんのお別れの会が30日、東京都港区の青山葬儀所で行われ、ゆかりの俳優ら関係者と一般参列者計1000人が別れを告げた。

 祭壇には15年ほど前に撮影された笑顔の加藤さんの写真が掲げられ、3500本の花が彩った。会では作品を朗読する加藤さんの生前の声を紹介。弔辞を述べた俳優の里見浩太朗は「いつも穏やかで優しく、心温かい笑顔が脳裏から離れない」としのび、栗原小巻も共演の思い出と感謝の気持ちを語った。

 俳優座で舞台を共にしてきた次男の加藤頼が親族あいさつの中で「今日は最後の晴れ舞台。俳優加藤剛に拍手を送って飾っていただけたら」と参列者に呼び掛けると、場内は大きな拍手に包まれた。

 加藤さんは6月に胆のうがんで死去した。

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2018年9月30日のニュース