TBS「時事放談」“44年の歴史”に幕「いつかまたお会いしましょう」

[ 2018年9月30日 14:54 ]

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 TBSの政治番組「時事放談〜ワイドショー政治を叱る」(日曜前6・00)が30日、最終回を迎えた。第1期は1957年から87年まで、第2期は2004年からスタート。日曜朝の名物政治討論番組が幕を閉じた。

 最終回は菅義偉内閣官房長官(69)と増田寛也元総務大臣(66)がゲスト出演。「新安倍政権」「日米関税交渉」「米中貿易戦争」「日中首脳会談」「激動朝鮮半島」「社保改革」について持論を展開した。

 出水麻衣アナ(34)が第2期番組は通算715回、延べ1430人がゲスト出演したと紹介。エンディングでは進行役の政治史学者、御厨貴(みくりや・たかし)氏(67)が「“会うは別れのはじまり”といいます。実に14年半、番組を振り返ると毎回ユニークな方々が大ぶりの椅子にゆったりと腰を下ろし、『いやあ、どうも』という自然に親しい形でしゃべりだす光景が好きでした。大きくつかむ仕草で時代を超えた話をする鶴見俊輔さん。みずみずしい感覚で世の中のあり方に迫った瀬戸内寂聴さん。一期一会の出会いを楽しみました」と思い出を振り返った。

 最後に「平成が終わるのを待ちかねたように時事放談は今日で終わります。でも、時事放談の自由自在の精神を忘れることなく、いつかどこかでまたお会いしましょう。長い間ありがとうございました」と別れの挨拶をした。

 10月7日からは旅番組「じょんのび日本遺産」がスタートする。

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2018年9月30日のニュース