22歳の奥山さん新人監督賞 スペイン映画祭史上最年少

[ 2018年9月30日 07:33 ]

 スペイン北部サンセバスチャンで開かれた第66回サンセバスチャン国際映画祭の授賞式が29日、開かれ、日本の奥山大史さん(22)の「僕はイエス様が嫌い」が最優秀新人監督賞を受賞した。22歳での同賞受賞は、欧州でも有数のこの映画祭史上最年少。日本人の同賞受賞は20年ぶり2人目。

 奥山さんは東京都出身。作品は青山学院大4年だった今年、自主映画として撮影した長編デビュー作。東京から雪深い地方に転校した少年が主人公で、キリスト教の小学校で行う礼拝に当初戸惑うものの、小さなイエスが目の前に現れ、神の力を信じるようになるというストーリー。

 奥山さんは大学卒業後、大手広告会社に勤務している。(共同)

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2018年9月30日のニュース