「カメラを止めるな!」カナダ・ファンタジア映画祭で審査員特別賞など2冠!海外でも旋風

[ 2018年8月26日 15:34 ]

映画「カメラを止めるな!」の1場面(C)ENBUゼミナール
Photo By 提供写真

 大ヒット中の映画「カメラを止めるな!」(監督上田慎一郎)がカナダ・モントリオールで行われた第22回ファンタジア国際映画祭で観客の人気投票による「Silver Audience Award(Best Asian Feature Film部門」と審査員特別賞にあたる「Special Mention of the Jury」をダブル受賞した。

 第13回ロサンゼルス日本映画祭でも最優秀作品賞(Best Picture)を受賞。 映画祭事務局は「映画祭の今年のテーマが”映画は冒険”。『カメラを止めるな!』は今までの日本映画のイメージを覆すような作品であること、また、これほど映画作りに対する愛を感じる作品はないと感じ、映画の都ハリウッドで働いている人間に見てもらいたいと思わせる作品だという理由から選ばれました。この映画は日本とアメリカの橋渡しになるにふさわしい作品です」と絶賛。海外でも旋風を巻き起こしている。

 23日からは韓国で劇場公開も始まった。

 山奥の廃墟を舞台に、本物のゾンビに襲われながら37分1カットのノンストップ・ゾンビ映画に挑んだ撮影隊の奮闘を描く。制作費わずか約300万円ながら、6月23日に都内2館で公開されるや、口コミやSNSなどで話題沸騰。上映館は25日、225館に拡大した。

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2018年8月26日のニュース