酒井くにお・とおる 尼崎で開催松竹演芸祭に意気込み「芸人は舞台があればありがたい」

[ 2018年8月20日 16:26 ]

10月の「松竹演芸祭」のPR会見に臨んだ(前列左から)酒井とおる、酒井くにお、関根康社長、(後列左から)笑福亭銀瓶、「アルミカン」赤阪侑子、高橋沙織
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 兵庫・尼崎で開催される「爆笑!松竹演芸祭 in MOVIX あまがさき」(10月21日)の発表会見が20日、大阪・心斎橋の松竹芸能・新事務所で開かれた。「酒井くにお・とおる」の酒井くにお(70)は「芸人は舞台があればありがたい。出番があれば、日替わりでどこへでも。漫才できることが1番うれしい」。酒井とおる(67)も「あちこちでやるのは慣れてます。私たちは岩手出身。(同じ東北の)秋田の金足農の雑草魂のように頑張りたい」と語った。

 先月22日にサヨナラ公演を開催して閉館した道頓堀角座。その影響で松竹芸能の若手芸人たちは「(道頓堀)ZAZAで月2、3回。阿倍野のAPACE9で月1回ぐらいです」と人気の「アルミカン」赤阪侑子(34)、高橋沙織(29)が説明したように、間借りで活動。常設劇場がなくなり、腕を磨く場所がなくなって困っている状況だ。

 松竹は現在、全国30カ所にMOVIXなどを所有。今回の「MOVIXあまがさき」(116席)での公演を皮切りに、映画と演芸のコラボで新しいファン層の拡大を目論んでいる。「映画館での寄席が定着すれば。映画館は銀幕。銀幕に銀瓶が登場しますよ」と神戸出身の笑福亭銀瓶(50)が締めくくった。

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2018年8月20日のニュース