「半分、青い。」北川悦吏子氏 2度目の「神回」予告!鈴愛と律は再会?再び激動の週明けに

[ 2018年6月22日 21:40 ]

連続テレビ小説「半分、青い。」第72話の1場面。駅のホームに佇む鈴愛(永野芽郁)(C)NHK
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 NHK連続テレビ小説「半分、青い。」(月〜土曜前8・00)の脚本を手掛ける北川悦吏子氏(56)が22日夜、自身のツイッターを更新。週明け25日に放送される第73話は「神回」と予告した。永野芽郁(18)演じるヒロイン・鈴愛と佐藤健(29)演じる“運命”の幼なじみ・律の別れを描いた第61話(11日)に続く2度目の“神回予告”。鈴愛と律は5年ぶりの再会を果たすのか。中盤最大のクライマックスになりそうだ。

 北川氏は今月9日夜に「あ、あの、来週月曜(11日)の『半分、青い。』は神回の中の1回です。私の中では。神回って自分で言っちゃダメか。私なりの、です。私の中のマックス。書いてて、2回、こういう回がありました。そのうちの1回です。ぜひ、お見逃しなく」と異例の予告。回想・写真・子役を除くと、鈴愛と律の2人しか登場しない今作初の15分間。北川氏渾身の会話劇と永野&佐藤の濃密な2人芝居に、インターネット上も大反響。「月曜の朝から切ない。胸が苦しい」「本当に神回。最後の七夕の短冊で、朝から涙腺崩壊」などの声が続出した。

 そして、もう1回の神回が早くも訪れる。「神回予告です。来週月曜が神回です。これが明日土曜から話がつながってますので、ぜひ、明日の土曜、来週月曜とお見逃しなく。仕上がりは他の回の方が神、ってことはあるかもですが、脚本書いて2度、おおっと思った回があり、1度目が先日(11日)の『記憶のお手玉』、2度目が来週月曜(25日)『夏虫の駅』です」と2度目の呼び掛け。前回は土曜→月曜の予告だったが、今回は金曜→月曜の予告となった。

 まずは、その間に挟まれた明日土曜の第72話(23日)。岡田医院の貴美香先生(余貴美子)の還暦パーティーに律(佐藤健)も出席すると聞いた鈴愛(永野)は、久しぶりに岐阜の実家に帰省。晴(松雪泰子)宇太郎(滝藤賢一)仙吉(中村雅俊)は大喜び。しかし翌朝、パーティーに参加するため、とっておきのドレスを準備してきた鈴愛に思わぬ悲劇が襲いかかる…という展開。

 10代最後の夏に別れてから5年。24歳になった鈴愛は漫画家になり、律は京大大学院に進学した。番組公式サイトの今週第12週(18〜23日)の予告編動画には、駅の反対側のホームに“運命”の幼なじみの姿を見つけた鈴愛が「律!」と叫ぶ場面がある。これは第71話(22日)までに登場せず、第72話の1シーンと決定した。2人は再会を果たすのか?すれ違うのか?

 第72話から続く第73話(25日)が「神回」だが、あらすじは明らかになっていない。1回目の「神回」第61話も月曜だった。再び激動の週明けになりそうだ。

 なお、月曜が続いたことには「私の神回が、なぜいつも月曜になるか、というと、土曜にしようと思ってるんですが、1回、零れるです。で、なんかほら、すっきり納まるより、1回零れた方がカッコよくない?と思ってるからです。そうすると、撮る監督が変るわけで(週ごとに変わる)おいおいおいってなります。監督サイド」と説明。

 「北川先生、次回は神回と公言するってのは、相当な自信だよね」という声には「自信、とは違うんです。書いたとたんに『おおおお〜。なんかすごくね?この回』と思った回のことを、お知らせしています。ん? これ、自信なの?自信というよりは、なんか『来た回』なんです。何かが来てくれた回」と答えている。

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