夏目三久 かつてのセクハラ被害告白「黙認こそがセクハラをはびこらせる」

[ 2018年4月25日 10:44 ]

夏目三久アナウンサー
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 フリーアナウンサーの夏目三久(33)が25日、キャスターを務めるTBS「あさチャン!」(月〜金曜前5・25)で、かつて自身が受けたセクハラ被害について明かした。

 番組は、テレビ朝日の女性記者が財務省の福田淳一前事務次官からセクハラ被害を訴えている問題に関連し、省庁や地方議会でのセクハラ被害の実態を特集した。

 そんな中、夏目アナは「今回のセクハラ報道を受けて、私もいろいろ考えるきっかけになった」と切り出し、「かつて取材相手からセクハラとも取れる言葉を受けたことは度々ありました」と自身もかつてセクハラ被害に遭っていたと明かした。その取材相手は「取材する側も皆が“そういう人なんだな”と諦めていた」と常習者だったようで、夏目自身も「声を上げることで“仕事ができない”“心が弱いやつ”と思われるのが怖くて。その時はみなが黙認しているという空気が出来上がっていた」と回顧した。

 「今回の報道をきっかけに、黙認こそがセクハラをはびこらせている一番の大きな要因になっているのかなと、思いました。女性、男性ともに、一人一人がこのセクハラ問題を考えて、根本から意識を変える、そういう時代に来ているのかなと、強く思いました」と持論を展開。さらに「声を上げてはいけないと思わずに、相談することが大事ですね」と続けた。

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2018年4月25日のニュース