ジャニーズ初 脱退グループ会見のワケ 横山「僕たちの声でファンに伝えなきゃと思った」

[ 2018年4月16日 06:22 ]

会見を行う関ジャニ∞のメンバー(左から)横山裕、丸山隆平、大倉忠義、渋谷すばる、錦戸亮、村上信五
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 メンバーの脱退時にグループの他のメンバーがそろって会見するのは、ジャニーズ事務所で初めて。グループ一丸の大々的な会見を開いた理由について、横山は「僕たちの声でファンに伝えなきゃと思った」、丸山は「何かと会見したほうが分かりやすい。グループとしての誠意」と語った。昨年まで6年連続でNHK紅白歌合戦に出場するなど全国区の人気と知名度を誇るだけに、事務所関係者は「社会的な影響の大きさを考慮した」と説明した。

 関ジャニは開かれた雰囲気と親しみやすさで愛されるグループ。コンサートやイベント時などのスポーツ紙の取材も、デビューから10年以上のキャリアになるとその機会が徐々に減っていく中、ベテランに成長した今でも必ず対応している。

 ジャニーズでは、国民的アイドルグループだったSMAPが16年に解散した際、会見を行わなかった。当時、事務所側が会見を開こうとしたが実現せず、メンバーが直接語る機会がなかったことで、解散の理由などを巡りさまざまな臆測を呼ぶ結果となった。このため、今回は“全員会見”を行い、ファンや世間に向けて発信する場を設けたとみられる。

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2018年4月16日のニュース