会見盛り上げた本木雅弘のサービス精神 アドリブ力で宮沢りえの笑顔引き出した

[ 2018年3月19日 09:30 ]

「伊右衛門 新TV−CM 先行記者発表会」で、本木雅弘(右)のトークに笑顔を浮かべる草なぎ剛(左)と宮沢りえ
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 18日に都内で行われたサントリー緑茶「伊右衛門」の新CM発表会。V6の森田剛(39)と結婚したばかりの女優・宮沢りえ(44)が登場するとあって報道陣は大注目。本人から直接的な生報告はなかったものの、一緒に登壇した俳優・本木雅弘(52)のアドリブ力で笑顔あふれる会見となった。

 宮沢がCMで共演する本木、元SMAPの草なぎ剛(43)と共に会場に姿を見せると、カメラのフラッシュが一斉にたかれ、「雰囲気が凄い」と驚くほどの熱気。トークセッションでCM撮影秘話などが続く中、本木は報道陣の“熱”に応えるように、新CMの「心がざわつく」という内容にひっかけて「私の“妻”が世間を相当ざわつかせております」と笑顔で切り出した。宮沢とは04年から同CMシリーズで夫婦を演じてきた間柄。「ご祝福をいただき、妻に代わりましてお礼を申し上げます。まっしぐらで純真な心に常に驚かされる。彼女の魅力のたまものですので、温かく見守ってください」と感謝の気持ちを代弁しながら門出を祝った。

 この気遣いに宮沢は「すみません、いつも…。ありがとうございます」と恐縮しつつ感謝。本木は「(会見前に)そういう発言をするなと言われていたんですけど…」と関係者からくぎを刺されていたことを苦笑いで明かしたが、新婚の宮沢が顔を赤らめ照れる幸せいっぱいの表情を引き出してくれた。

 本木は過去にも同じような状況で会見を盛り上げたことがある。女優の北川景子(31)が歌手・DAIGO(39)と結婚する前の15年、2人の交際発覚後初めて北川が公の場に登場したトヨタ自動車の発表イベントで同席。車に採用された「ダブルウィッシュボーンサスペンション」にDAIGOの決めゼリフ「ウィッシュ」を絡めて連発し、北川もつい笑顔で順調な交際をうかがわせる発言をした。

 プライベートなことなど当事者は話しづらい話題を、本人もハッピーになり、会見自体も盛り上がるように扱う当意即妙のアドリブ力。タレントの生の表情や発言を楽しみにしているファンや報道陣の期待に応えるサービス精神と手腕には、いつも脱帽させられる。(芸能記者コラム)

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2018年3月19日のニュース