キムタク主演「BG」最終回17・3% 自己最高で有終の美

[ 2018年3月16日 09:07 ]

「BG〜身辺警護人〜」制作発表記者会見での(左から)菜々緒、斎藤工、上川隆也、江口洋介、石田ゆり子、間宮祥太朗
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 元SMAPの木村拓哉(45)が1年ぶりにドラマ主演を務めるテレビ朝日「BG〜身辺警護人〜」(木曜後9・00)が15日に15分拡大で最終回を迎え、平均視聴率は17・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが16日、分かった。前回(8日、第8話)の16・4%を0・9ポイント上回り、自己最高をマーク。有終の美を飾った。

 瞬間最高視聴率は午後10時7分に記録した22・3%。木村演じる主人公が仲間のボディーガードと警護を始める前、互いに腕時計を差し出し、「誤差なし」と声を掛け合い時間を確認する場面だった。

 全9話の平均視聴率では15・2%と高数字をマーク。また、系列局でも、静岡で22・1%、北九州で21・2%と大台を突破。関西で19・6%、名古屋で18・9%と各局で高視聴率を記録した。

 初回は15・7%。TBS「99・9―刑事専門弁護士― SEASON2」(日曜後9・00)の15・1%を上回り、1月クールの民放連続ドラマ(ゴールデンタイム=午後7〜10時、プライムタイム=午後7〜11時)のうち、1位の好発進。

 その後も、第2話=15・1%、第3話=13・4%。第4話=13・6%、第5話=14・0%、第6話=14・8%と好調に推移。第7話で15・8%と自己最高をマークすると、第8話=16・4%、今回もさらに上回り、3週連続となる自己ベスト更新でのフィニッシュとなった。

 最終回の最後のシーンに、歌手の矢沢永吉(68)が本人役で登場。第6、7話には、女優の山口智子(53)が主人公の別れた妻・仁美役で出演、木村と山口のドラマ共演は1996年に大ヒットしたフジテレビ「ロングバケーション」以来22年ぶりとなり、大きな話題となった。

 最終回は、発砲事件に巻き込まれ命を落とした村田(上川隆也)。唯一現場の状況を知ることができるはずだった村田の遺品であるICレコーダーも、警察の手によってデータを消され、いよいよ真相は闇の中に葬られようとしていた。「民間のボディーガードが無謀な行動をし、銃で撃たれた」と週刊誌などにも下世話に書き立てられ、悔しい思いを抱く章(木村)ら。しかし、村田の汚名をそそごうと誓った矢先、厚生労働大臣の職を辞した愛子(石田ゆり子)が「私が真実を話します」と名乗り出てくる…という展開だった。

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2018年3月16日のニュース