R―1優勝の濱田祐太郎へ 陣内智則が期待「盲目を言わないネタも見たい」

[ 2018年3月7日 10:48 ]

R−1ぐらんぷり2018で優勝し、トロフィーを手に喜ぶ濱田祐太郎
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 「ひとり芸日本一」を決める「R―1ぐらんぷり2018」で優勝した生まれつき全盲に近い弱視の漫談家、濱田祐太郎(28)が7日、フジテレビ「ノンストップ!」(月〜金曜前9・50)に生出演した。

 快挙から一夜明けた心境を聞かれ、濱田は「まだ信じられない気持ちのほうが強い」と吐露。「他の残っていた2人が会場ではウケていたので、本当に僕で良かったのかなという気持ち(はある)」とファイナルステージで競ったゆりやんレトリィバァ(27)とおぐ(41)を称えた。

 R―1挑戦は7回目。「まだ決勝戦でも不完全燃焼で自分でも納得できていない。来年も出場して、ちゃんと自分が納得できるしゃべりをしたい。自分が納得できなかったら意味がないと思うので」とストイックに語ると、司会の「バナナマン」設楽統(44)は「いやいやもういいじゃん、1回優勝してるから」とツッコミ。それでも「もっと見たくなる。まだまだ見たいと思った」と絶賛した。

 審査員を務めていた陣内智則(44)は「決勝は本当に面白かった。ゆりやんは失敗してましたけど。僕はおぐに入れたけど、濱田はちょっとかんだんですよね。完璧な濱田ももっと見たい」と賞賛。さらに「盲目を言わないネタ、普通の漫談でたまに入れていくみたいなものも見たい」とエール。「濱田の活躍でお笑い界も変わってくるかも」と期待を寄せた。

 濱田は好きな女性タレントが鈴木奈々(29)と小倉優子(34)といい、「基本、声が好きになることが多いんですけど、鈴木奈々さんは結婚してから、小倉優子さんは離婚してから声がセクシーになった。それですごく好きになりました」と明かしていた。優勝賞金の500万について「見えていないからこそ、意味のないことに使いたい」とネタで触れていたが、「プリウスは買わないです。メガネと3Dテレビがちょっと迷いますけど、基本貯金です。まだまだ若手でお仕事少ないので」と堅実に語った。

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2018年3月7日のニュース