大杉漣さん遺作「バイプレイヤーズ」伝説に 遠藤&田口&松重&光石がラスト感謝の絶叫「ありがとうー!」

[ 2018年3月7日 22:47 ]

テレビ東京「バイプレイヤーズ〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜」最終回のラスト、遠藤憲一、田口トモロヲ、松重豊、光石研は大杉漣さん(左から2人目)に感謝を捧げた(C)「バイプレイヤーズ2018」製作委員会
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 2月21日に急死した俳優の大杉漣さん(享年66)が出演し、亡くなる約7時間前まで撮影していたテレビ東京の連続ドラマ「バイプレイヤーズ〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜」(水曜後9・54、全5話)が7日、最終回を迎えた。エンドロールの後、名脇役として濃密な時間を共有した4人の仲間、遠藤憲一(56)田口トモロヲ(60)松重豊(55)光石研(56)は「漣さーん、ありがとうー!」と絶叫し、感謝を捧げた。

 ドラマは約1年ぶりの復活となり、深夜枠(金曜深夜0・12)の40分枠からプライム帯(午後7〜11時)の1時間枠に昇格。昨年1〜3月に放送された前作「〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜」に続き、大杉さん、遠藤、田口、松重、光石が出演。寺島進(54)はスケジュールが合わず、今作は休んだ。

 前回は、6人が共同生活を送る“おじさんだらけのテラスハウス”として話題に。今回は、テレ東制作の朝ドラ「しまっこさん」で共演することになった5人がロケ地を間違えて無人島に流れ着き、サバイバル生活を強いられる。何とか助かり、島の廃屋“島ハウス”で共同生活をしながら「しまっこさん」の撮影に臨む姿をユーモラスに描いた。

 最終回のエンドロールは、竹原ピストル(41)がエンディングテーマ「ゴミ箱から、ブルース」を5人の前でギターをかき鳴らして歌い上げるロングバージョン。熱唱が終わり、カットがかかると、5人は拍手。「このドラマはフィクションです。ありがとうございました!また、会う日まで。」とテロップが表示され、遠藤、田口、松重、光石が後ろ姿で波打ち際にたたずむ映像。4人は海に向かって「漣さーん、ありがとうー!」と大声で叫び、感謝した。

 約7割の撮影を残していた最終回だが、脚本直しをほぼ1日で終えるなど、厳しいスケジュールの中、キャスト・スタッフが一丸となり、総力を結集。見事、完成にこぎ着けた。

 「最初からこういうストーリーだったとしか思えないほど違和感のないストーリーでビックリ。編集のうまさ、そして漣さんが亡くなってからも変わらないバイプレイヤーの面々たちの演技。プロフェッショナルって、こういうことか…。笑えるのに泣ける。最高の喜劇をありがとう」

 「大杉さんへの敬慕があらゆるシーンにあふれていて、俳優さんたちの絆と役者魂にも胸を揺さぶられた。『バイプレイヤーズ』というタイトルへの矜恃に満ちた、役者バカの役者バカによる役者バカのためのドラマだった。そうか、大杉さんは(最終回の)夢の通りに竜宮城に行っちゃったんだな」

 インターネット上には絶賛の声が相次いだ。

 多忙を極める名脇役たちが再び“奇跡の共演”を果たしたドラマは伝説になり、テレビ史に刻まれた。

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