TBS社長 4月改編は「上昇傾向を確実なものにするためプライムタイムの強化」

[ 2018年3月7日 16:09 ]

TBS社屋
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 TBSの武田信二社長(65)が7日、東京・赤坂の同局で定例社長会見を行い、4月期番組改編について言及した。

 同局の4月改編は改編率は全日帯4・31%、ゴールデン帯(午後7時から同10時、以下G帯)9・05%、プライム帯(午後7時から同11時、以下P帯)15・0%となることがわかった。全日帯では05年春以降で最も少なく、G帯では2番目、P帯でも3番目の低さ。

 新ドラマとしては「嵐」二宮和也(34)主演の「ブラックペアン」(日曜・後9時)、杉咲花(20)主演の「花のち晴れ」(火曜・後10時)、中谷美紀(42)主演の「あなたには帰る家がある」(金曜・後10時)をラインアップしている。同局は17年年間視聴率でG帯の平均視聴率が9・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となり、民放2位の好成績を収めた。G帯民放2位は07年以来10年ぶり。

 武田社長は「改編率はそれほど高くはないが、上昇傾向を確実なものにするために、プライムタイムの強化を掲げている」と力を込めた。プライムタイムの強化として「月曜から木曜の22時台のドラマ、バラエティーの枠を拡大して企画も強化していく」とし、各番組を13分拡大するとした。

 日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」が君臨する“激戦区”の日曜夜8時枠に関しては、俳優の坂上忍(50)とHKT48の指原莉乃(25)がMCを務める新番組「坂上&指原のつぶれない店」を用意。武田社長は「弱点だった日曜20時枠は、週末に家族で楽しめる番組を用意した」と期待を寄せた。

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2018年3月7日のニュース