「これが東北魂だ」第7弾、サンドウィッチマンが宮城・志津川タコ漁密着

[ 2018年1月27日 09:30 ]

60年振りの大豊漁に沸く志津川でタコ漁に挑む伊達みきお(左)と菊地亜美(C)東北放送
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 宮城県出身のお笑いコンビ「サンドウィッチマン」が28日放送のTBS「これが東北魂だ タコ愛 ニッポン人はやっぱりタコが好き!」(東北放送制作、日曜後4・00)に出演する。

 「これが東北魂だ」と題し、被災地・東北の復興を応援するシリーズ第7弾。今回はタコをテーマに全国有数のタコの産地をめぐり、タコの魅力を紹介する。

 欧米では「Debil Fish“悪魔の魚”」と呼ばれ忌み嫌われているタコだが、日本では古くから愛されてきた「タコ」。日本のタコ消費量は世界一で、世界中のタコの約3割を日本で消費しているといわれている。

 タコには「西の明石、東の志津川」というフレーズがある。実は宮城県南三陸町志津川は、兵庫県明石市と並び、おいしいタコが獲れる名産地。餌によって味が変わるというタコだが、志津川のタコは、なんとアワビを食べて育つ。水産資源が豊富な海で育つため、噛めば噛むほど豊かな風味があふれる絶品のタコなのだ。

 東日本大震災により大きな被害を受けたこの町で、復興のシンボルにもなっているタコだが、今シーズンは60年ぶりの大豊漁!町中が沸く中、地元のタコで新しい名物料理を作ろうと立ち上がった人たちがいる。果たして新名物は完成するのか? 宮城県出身のサンドウィッチマンとタレントの菊地亜美(27)が、タコを使った町おこしに密着する。

 番組では「西の明石」兵庫県明石市と北海道稚内市宗谷のタコ漁にも密着。タレントあばれる君(31)は厳寒の宗谷海峡で巨大ダコに挑戦する。

 サンドウィッチマンの伊達みきお(43)は「宮城県南三陸町は東日本大震災で大きな被害を受けたところで、南三陸という地名を聞いたことがある人は全国にたくさんいると思うんですけど、全国の方に協力していただいて街も復活して、そして海もこうやって見事に復活を遂げている。いま、こういう風になりましたよという所を、この番組を通して見て欲しいですね」と思いを述べた。

 富澤たけし(43)は「明石のタコに比べて宮城県志津川のタコは知名度が低いので頑張って欲しいですね。僕らも何か(知名度を上げるために)協力できればと思っています」とコメント。タコの魅力がつまった特番に注目だ。

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