サンド伊達「言い訳に聞こえる」 セクハラ前町長主張に疑問

[ 2017年12月12日 13:38 ]

「サンドウィッチマン」の伊達みきお
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 お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきお(43)が12日放送のフジテレビ「バイキング」(月〜金曜前11・55)に生出演。女性取材記者へのわいせつ行為の疑惑が浮上し9日付で辞職した岩手県岩泉町の伊達勝身前町長(74)の主張について「言い訳に聞こえます」と切り捨てた。

 伊達前町長は甚大な被害が出た昨年8月の台風10号の豪雨の影響で、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の診断を受けており、事件もその影響からくる幻聴が原因だったと主張している。

 坂上は「辞職されたからって、水に流れるわけじゃない」とバッサリ。番組レギュラーの女性陣も、フリーアナウンサーの高橋真麻(36)は「女性だからわからないんです。男性が朝、わいせつ目的に行く、行くないとか…わからない」と首をひねり、お笑いタレントの柳原可奈子(31)は「本当にきちんと謝ったとしても、女性記者の方の心の傷は計り知れない。それなのに、PTSD、じゃあ仕方ないねのほうに持っていこうとしているところが本当に最低」と不快感。タレントのYOU(53)は「仮に幻聴が聞こえたことが何回かあって、いろんな村のおじさんがハグされていたり、なんでこの1件だけなのか。おばあちゃんもお子さんも、朝も夜も…本当にこの一件だけっていうのが…。記者さんがおっさんだったらね」と持論を展開した。

 伊達前町長は報道陣に、事件当時にPTSDの影響で聞こえた幻聴などについて詳細に説明した文書を配布。坂上はこれについて「僕の印象としては、長々と自分のPTSDの症状なのか、言い訳なのか、延々と書きつづってある。それを読めば読むほど、それの時点で町長やめたほうがよろしいんちゃいますか?っていう話になっちゃうんです」と顔をしかめた。

 東日本大震災で被災した仙台出身の伊達は震災体験を振り返り、「震災の後、こういうことをおっしゃる方はいっぱいいたんです」と震災の影響でPTSDを発症した人が多くいたことは認めつつも「でも、僕は言い訳のように聞こえます」とキッパリ。「苗字一緒ですけど、うちの伊達家とは何も関わりありません」と続けた。伊達前町長の「ハグはしたが、キスは記憶がない」という主張に、相方の富澤たけし(43)も「100歩譲ってもキスが意味がわからない。それはないだろうと思う」と首をひねった。

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2017年12月12日のニュース