中村芝翫「南座でできないのはちょっと寂しいですが、大変素敵な劇場で家族そろって胸ときめく思い」

[ 2017年11月12日 17:07 ]

 京都・ロームシアター京都で行われる「吉例顔見世興行」(12月1〜18日)での襲名披露を控えた八代目中村芝翫(52)、中村橋之助(21)、中村福之助(19)、中村歌之助(16)親子が12日、同市内で取材会を行った。

 南座が耐震工事中のため、史上初めて同劇場で行われる顔見世興行。芝翫は「思い出深い南座でできないのはちょっと寂しいですが、大変ステキな劇場で家族そろって胸ときめく思い」と表情を引き締めた。

 先日、京都市内で行ったお練りでは途中火事に遭遇したそうで「“車(人力車)を降りてください”とか言われて大変だった。襲名披露を発表した日に福山雅治さんが結婚を発表し…。僕にはいろんなモノが付いてるな、と思いました」と笑わせた。 

 昨年10月、東京・歌舞伎座から始まった親子4人での襲名披露興行も最終段階。この1年、大御所から直接指導を受けることが多かった橋之助は「今、僕の携帯の待ち受けは(片岡)仁左衛門さんとの稽古風景と、(中村)吉右衛門さんが僕に顔(化粧)をしてくれてる写真。仁左衛門さんに“よう頑張った。教えがいがあるわ”って言われた時はホントうれしくて泣くかと思った」。福之助は「兄弟で大役に出させてもらっているのは不思議だった」、歌之助も「大きな舞台でたった1人で出ている瞬間は感激だった」と、それぞれの成長を実感しているようで、橋之助も隣で目を細めた。

 しかし、芝翫は「ただひとつ。兄の早い回復を願うばかり」とひと言。七代目中村歌右衛門の襲名を目前に13年秋から、脳内出血による筋力低下で舞台から遠ざかっている中村福助(57)に触れ「襲名披露の間は1週間に1回、“治ったよ〜、幸二(芝翫の本名)”なんて言ってる兄貴の夢を見ましてね。今、神社仏閣回ったら全部、兄貴の復活を願掛けて、無事に歌右衛門襲名をなしてもらいたい」と、一門全員での襲名成功を願った。

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