ひふみん 胆石性急性胆嚢炎で緊急手術「大事を取って1週間ほど休養」

[ 2017年11月3日 05:30 ]

加藤一二三氏
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 「ひふみん」の愛称で親しまれる将棋棋士の加藤一二三(ひふみ)九段(77)が2日、胆石性急性胆嚢(たんのう)炎のため緊急手術を受けた。今後は術後の経過を見つつ、1週間ほど入院する予定。所属事務所が発表した。

 加藤氏は1日夜に胸の痛みを訴え、都内の病院に緊急搬送。2日に検査を受けた結果、多くの胆石が見つかり早期の手術が必要との診断を受けた。加藤氏は「大事を取って1週間ほど術後の休養を取らせていただきます。また元気に皆さまにお目にかかれる日を心待ちにして、療養に励んでまいります」とコメントした。

 加藤氏は6月の現役引退後も、イベントや講演などで多忙な生活を送っていた。今後1週間も毎日仕事が入っていたが、全てキャンセル。大食漢として知られる加藤氏だけに、関係者は「今後、食事に気をつけてもらえれば」と話している。

 急性胆嚢炎はほとんどの場合が胆石性で、胆石が胆管に蓄積し、閉塞することで胆汁の流れを止め炎症を引き起こす。上腹部痛や右肋骨の下の痛み、発熱、おう吐などを伴う。

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2017年11月3日のニュース