【王将戦】永瀬九段 鮮明に記憶している加藤一二三さんとの初対局「気迫を間近で感じた」

[ 2026年1月24日 05:09 ]

前夜祭の冒頭、黙とうする藤井聡太王将(左)と永瀬拓矢九段(撮影・会津 智海)
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 将棋の第75期王将戦(特別協力・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)7番勝負は24日、京都市の伏見稲荷大社で第2局が始まる。前日の23日には藤井聡太王将(23)=名人含む6冠=と挑戦者・永瀬拓矢九段(33)が現地入り。対局場検分後は、22日に86歳で亡くなった棋士の加藤一二三さんへの思いをそれぞれ明かし、第2局へのモチベーションを高めた。前夜祭では加藤さんをしのび、黙とうをささげた。

 開幕局を飾り、連勝を期す永瀬は加藤さんの訃報を受けて「とても驚きました。確か数局教わりましたが、気迫というものを間近で感じました」と遠い目で話した。そして「悲しくなりました。お悔やみを申し上げます」と続けた。

 偉大なレジェンドとの対戦は過去3局で、3勝1千日手。初対局は11年2月18日の棋王戦。「鮮明に覚えています」という記念の一戦は三間飛車で加藤さんを下している。最後の対峙(たいじ)はほぼ10年前の15年12月17日。順位戦(C級2組)の長丁場を制し「一局一局が私の財産になっています。貴重な経験をさせていただきました」と顧みた。第2局は後手番だが「やりがいを感じるので嫌いではない。根本的には将棋の技術を争うところに集約されるので」。開幕連勝なら初戴冠に大きく前進するだけに「最強の相手に大変だとは思いますが全力でぶつかります」と目に力を込めて決意を示した。 (我満 晴朗)

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