米倉涼子 改めて実感「私って大門未知子なんだ」5年間で名ぜりふ合計70回

[ 2017年10月3日 15:21 ]

テレビ朝日「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」制作発表会見に出席した米倉涼子
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 女優の米倉涼子(42)が3日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた、主演する同局系人気ドラマの最新作「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」(12日スタート、木曜後9・00)の制作発表会見に出席した。

 2012年にスタートし、シリーズを重ねるたびに高視聴率を記録してきた人気医療ドラマの第5弾。今回は“患者ファースト”を掲げて誕生した初の女性院長・志村まどか(大地真央)率いる日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に、フリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉)が新たな権力争いに立ち向かう。岸部一徳(70)、西田敏行(69)、遠藤憲一(56)、内田有紀(41)、鈴木浩介(42)ら同じみのレギュラーメンバーに加え、医療界の重鎮である日本医師倶楽部会長・内神田を演じる草刈正雄(65)、ゆとり世代の新人医師・西山役の永山絢斗(28)、外科副部長・猪又役の陣内孝則(59)ら新キャストも加わる。

 米倉は「まさか5年前、『ドクターX』が始まってからきょうこの日まで大門未知子を演じられるは思いもしていなかったので、不思議な気持ち。またお会いできて、新しいメンバーと共演できて、とても幸せです」と笑顔。人気シリーズだけに、「自分が思っている以上に、街を歩いていたり、反響がもの凄いのが私にとって嬉しい」といい、「“私って大門未知子なんだ”と改めて思い直さないと、といつも感じさせてもらっている。私自身はいつも素晴らしい役者さんと会いたいという思いでやらせていただいているが、単純にお医者さんの役が好きなんだなと」と自身にとっても作品が大きな存在になっていることを実感していることを明かした。

 同作には「私、失敗しないので」との名ぜりふがある。会見中、高級肉をかけて、これまでの全シリーズで未知子が何回言ったか?を当てるクイズで実施。米倉は「81回」と回答するも、正解は「70回」。まさかの失敗に、米倉は「もうちょっと言ってると思った。(1回目から振り返り)年取ったなと思いますね」と話し、笑わせた。

 今回から新メンバーとして加わる永山は「やっぱりシリーズ作品を見させていただいたんですけど、みなさん、生にして一緒にお芝居できることはとても嬉しいと…」と微妙な間でコメント。これに米倉からすかさず「本当に嬉しい?大丈夫?嫌じゃない?」とツッコミ。永山が米倉について「優しいです。裏表がないというか、真っ直ぐな。目が合うとドキッとしてしまう。これからじっくりみていきたい」とフォローを入れるも、米倉は「(永山から)怖がられてそうだなときょう思いました。気をつけます」と苦笑いだった。

 スタートから5年の節目にあたり、9月から北米や南米、欧州など日本を除く200以上の国・地域で全シリーズを配信することが決定。世界規模の配信は同局のドラマ史上初。新シリーズも10月中旬以降に配信する。

 シリーズの世界デビューを記念し、会見には、元サッカー女子日本代表の澤穂希さん(39)が新シリーズのイメージカラーである青のバラの花束を持って祝福に駆けつけた。2人は初対面だといい、米倉は「青いバラの花は不可能を可能にさせる花なんですよね。世界で活躍する澤さんにお会いして、光栄です」と笑顔。澤さんも「医療のドラマなんですけど、ユーモアもあって、サッカーに例えてみてしまう。後輩たちが怪我をしたらぜひ大門先生に紹介したい」とエールを送った。

 会見には、5年ぶりにシリーズに復帰した田中圭(33)、段田安則(60)、新キャストの久住小春(25)、是永瞳(22)も参加した。

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