テレ朝会長 27年ぶり「スポーツ大将」レギュラー復活も強敵相手に「相当努力しないと」

[ 2017年9月26日 15:48 ]

テレビ朝日 社屋
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 テレビ朝日の早河洋会長兼CEO(73)が26日、東京・六本木の同局で定例会見に行い、27年ぶりにレギュラー放送されるタレントのビートたけし(70)が司会を務め「ビートたけしのスポーツ大将」(日曜後7・58〜同8・54)について言及した。

 早河会長は番組について「『スポーツ大将』はテレビ朝日のバラエティーの伝説的な番組の一つ」とし、「オリンピックが3年後に控えているので、たけしさんという大御所の司会で、昔のものを超えるような大型のスポーツバラエティーを目指せないかというのを編成が考えたと聞いている」と説明。

 ただ、番組が放送される日曜午後8時は日本テレビの大人気バラエティー「世界の果てまでイッテQ!」が高視聴率連発で君臨している。強敵に挑む形となるが、「そんなに昔の名前でいいという甘い世界ではないとは思っている」と気を引き締め、「日曜日の強敵がいるゾーンですから、相当努力しないといけないとは思っている」と前を向いた。

 番組は、1985年4月から90年2月まで放送された大人気スポーツバラエティー。五輪金メダリストのカール・ルイス氏(56)を模した「カール君」などが人気を集めた。15年以降は年に1回で特番で復活しており、今年2月放送の「ビートたけしのスポーツ大将2017〜ナインティナインも参戦SP〜」では12・4%(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録している。

 2020年東京五輪まであと3年となったこの秋から実に27年ぶりのレギュラー化。水泳、ゴルフ、野球、サッカー、卓球など多彩なオリピック種目で、東京オリンピックでメダルを狙う天才キッズを発掘する。

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2017年9月26日のニュース