宙組トップスター朝夏まなと 宝塚大劇場に別れ「本当に幸せでした」

[ 2017年9月26日 05:30 ]

大勢のファンに手を振る朝夏まなと
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 宝塚歌劇団宙組トップスター朝夏(あさか)まなとのサヨナラ公演「神々の土地/クラシカル ビジュー」が25日、兵庫・宝塚大劇場で千秋楽を迎え、02年の入団以来、約15年親しんできた本拠地に別れを告げた。

 最後の大階段を「ずっと前から決めていた」と男役の象徴でもある黒エンビで下り立ち、憧れだった真っ赤なバラの花束を持ちあいさつ。同期生の星組トップ紅(くれない)ゆずるも駆けつけた中「宝塚の世界に生きることができ本当に幸せでした」と感謝した。

 6度ものカーテンコールでは「皆さまから頂いた愛へのお返しに…」と超満員の客席に投げキッスでお別れ。ファンからは「キャ〜!」と悲鳴にも似た歓声が上がり涙なし、笑顔、笑顔の千秋楽となった。さらに、劇場周辺には約6000人ものファンが集結。その中を朝夏は今度は緑のはかま姿に真っ白なバラの花束を抱えてパレードし、両手を振って声援に応えながら劇場をあとにした。

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2017年9月26日のニュース