テレ朝会長 「スマステ」700回特番には否定的「あまり例もない」

[ 2017年9月26日 14:51 ]

香取慎吾
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 テレビ朝日の早河洋会長兼CEO(73)が26日、東京・六本木の同局で定例会見に行い、23日の放送で最終回を迎えた元SMAPの香取慎吾(40)がMCを務めた「SmaSTATION!!」(土曜後11・05)について言及した。

 番組は01年10月にスタート。699回で歴史に幕を閉じた。山本耕史(40)をゲストに迎えた最終回は同時間帯の前4週平均6・4%から1・8ポイント上昇し、8・2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録した。MCの香取は「16年やらせてもらったことが香取慎吾の一部を形成した」と話しつつ、「(番組終了は)残念です。とっても残念で、ずっと続けたかった」「700回まで、あと1回やりたかった」などと悔しさをにじまる場面もあった。

 最終回で香取が番組終了に悔しさをにじませるコメントをしたことに、早河会長は「16年も担当しますと、久米(宏)さんが18年(ニュースステーション)、古舘(伊知郎)君も12年(報道ステーション)。番組のタイプは違うが、(終了が残念というのは)普通の人間の感覚というか、感情の表明なのかなと思っています」。699回で終わったことにはなぜ?との意見もあるが、「700回だから終わるというのもあれですし、改編期を迎えたので、先方と相談して総合的な判断で止めるということになった。700(回)でやめなきゃいけないという縛りもない。自然の流れで終了した」と話した。また、9月の最終土曜日の30日にも放送できたのでは?との意見には「編成判断は局の独自性。30日が空いていたんじゃないかというコメントはお答えしづらい」とした。

 香取が最終回のオンエアで、番組終了を新聞で知ったと発言したことについては「(番組終了を)テレビ局が個人に通知することはない。事務所に連絡すること。私どもとしては普通の手続きを踏んだだけ」と話した。また、700回特番については「この間、終了したばかりなので、700回特番をやるのも、あまり例もないと思う」と否定的だった。

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2017年9月26日のニュース