仁科亜季子を脅した疑いで元暴力団組長らを逮捕

[ 2017年9月23日 19:53 ]

仁科亜季子
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 女優の仁科亜季子(64)を脅し、現金を要求したとして、警視庁町田署は23日、恐喝未遂の疑いで、神戸市の元暴力団組長笠岡和雄容疑者(73)と、いずれも30代の男2人を逮捕した。仁科は今年1月に亡くなった俳優松方弘樹さんの元妻。

 笠岡容疑者は「貸し付けた金を取り立てるために知り合いに行ってもらった」などと供述している。他に逮捕されたのは、神戸市の自称無職小嵐太樹容疑者(30)と兵庫県西宮市の自称建築業大植健一容疑者(31)。

 逮捕容疑は、松方さんの芸能プロダクションへの貸し付けを巡り、2012年2月〜15年5月ごろ、債権回収として現金4600万円を要求する脅迫文を東京都港区の自宅に複数回送ったり、15年5月に自宅に押し掛けたりした疑い。

 町田署によると笠岡容疑者は、松方さんの芸能プロダクションを通じて仁科が代表取締役を務めるグッズ販売会社に貸し付けた1億円のうち、4600万円が未返済として現金を要求。仁科は15年7月、同署に「(脅迫内容は)いわれのない要求だ」と相談した。

 借用書などは確認されておらず、同署は松方さんと笠岡容疑者らの金銭トラブルの有無を調べている。松方さんは生前、笠岡容疑者について「ヤクザ映画を通じて知り合った」と仁科に説明していたという。

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2017年9月23日のニュース