振付師のＲＹＯＮＲＹＯＮ．　安室奈美恵の“見せない美学”に感嘆

安室奈美恵引退への思いを語ったＲＹＯＮＲＹＯＮ．こと野村怜花
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　振付師のＲＹＯＮＲＹＯＮ．が２３日、大阪市内で自身が初プロデュースする新ダンス＆パフォーマンスグループ「マンモスター」のお披露目イベントに参加した。終演後、報道陣の取材に応じ、１４歳から知る安室奈美恵（４０）について語った。

　９５年から４年前まで安室の振り付けを担当。突然の引退発表にも驚いたが、一緒に仕事をしてきて、そのオンリーワンの才能や存在感にも驚かされてきたという。「ダンスを覚えるのがプロのダンサーより数倍早かった」といい、「エンタメにおけるカンの高さはかなりのもの」と太鼓判を押した。

　人柄のやブレない姿勢についても、「あどけなさを持ちつつ、律儀な性格や一途な強さがあり、私も尊敬していた。１４歳の時から態度や関係性が変わらないのは凄い」と絶賛。努力や反省、練習など苦労を周囲に感じさせない「“見せない美学”を持っていらっしゃった」とも明かした。

　自身が手掛ける今回の新グループにも、「安室さんのプロ意識の高さを目標にしてもらいたい。関西からこの人！という輝く逸材が生まれて欲しい」と期待した。グループ誕生までのオーディションなどの経過は、ＭＢＳテレビ「関西発！才能発掘ＴＶ　マンモスター」（月曜深夜０・５９）で放送中。ＲＹＯＮＲＹＯＮ．はメンバーの増員など同プロジェクトの長期続行、規模拡大の構想を語った。安室の登場以降、人気アーティストを次々に輩出した沖縄のように、「関西からスターをどんどん生み出したい」と意欲をみせていた。