岡田准一「関ケ原」初日で中嶋しゅうさん悼む「届けばいいな」

[ 2017年8月26日 13:28 ]

映画「関ケ原」初日舞台あいさつを行った(前列左から)平岳大、役所広司、有村架純、東出昌大(後列同)原田眞人監督、和田正人、伊藤歩、音尾琢真、中越典子
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 V6の岡田准一(36)、有村架純(24)、役所広司(61)らが26日、映画「関ケ原」(監督原田眞人)の初日舞台あいさつを都内で行った。

 主人公の石田三成役の岡田は、「原田監督が25年温めた作品に出演できたことは役者として幸せだった。歴史に残る本格時代劇ができた。たくさんの人に響けばと思っている」と万感の表情。共演した中嶋しゅうさんが今年7月に急逝したため、「個人的には、中嶋さんに届けばいいなと思う。この日を迎えられたことを報告したい」としみじみ語った。

 「関ケ原の戦いに参加するとしたら、誰になりたい?」というお題には、「僕は東出くんとして参加したい。大きいのでよく見えそう。高台に乗っている感じなんだろうな」と、役の小早川秀秋ではなく東出昌大(29)に憧憬のまな差し。音尾琢真(41)や中越典子(37)も同意見だったため、東出は「そんなに大差ないですよ」と照れることしきりだった。

 そんな中、腹に肉じゅばんを入れる特殊メイクで徳川家康を演じた役所は、「体形は家康のままで(有村が演じた)初芽になって三成さまをお守りし子宝を授かりたい」とギャグを放ち、会場は爆笑。岡田は「絶妙ですよね」と感心しきりで、役所も「皆がくだらないことを言っている間に考える時間があったんだよ」としてやったりの表情だった。

 舞台あいさつにはほかに平岳大(43)、伊藤歩(37)、和田正人(37)が登壇した。

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