「ひよっこ」第20週平均視聴率は20・9% 5週連続大台超え

[ 2017年8月21日 10:05 ]

NHK連続テレビ小説「ひよっこ」でヒロインを演じる有村架純
Photo By スポニチ

 女優の有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(月〜土曜前8・00)の第20週の平均視聴率は20・9%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが21日、分かった。

 第18、19週の自己最高22・4%から下降したものの、好調をキープ。各日では第94話(7月20日)から27回連続の大台突破。この間、第110話で自己最高を更新している。

 週間平均は第1週=19・4%、第2週=19・2%、第3週=19・3%、第4週=19・1%、第5週=18・2%、第6週=19・6%、第7週=19・8%、第8週=19・3%、第9週=19・1%、第10週=19・2%、第11週=19・6%、第12週=19・8%、第13週=20・6%、第14週=20・4%、第15週=19・9%、第16週=20・5%、第17週=21・1%、第18週=22・4%、第19週=22・4%と推移。

 各日の番組平均は14日=21・0%、15日=20・6%、16日=20・9%、17日=21・4%、18日=21・4%、19日=20・2%。

 第11週からヒロインが働く東京・赤坂の洋食屋「すずふり亭」、アパート「あかね荘」が主舞台になり、ザ・ビートルズ来日を描くなど物語はさらに躍動。視聴率は序盤こそ苦戦したものの、折り返し地点を過ぎ、好調に推移している。

 東京五輪が開催された1964年から始まり、東京に出稼ぎに行ったものの、行方不明になった父を捜すため、集団就職で上京する谷田部みね子(有村)の姿を描く。“金の卵”が自らの殻を破り、成長していく波乱万丈の青春記で、幸せな家族を取り戻す大冒険を繰り広げる。

 朝ドラ通算96作目。脚本は「イグアナの娘」「最後から二番目の恋」などで知られる岡田惠和氏(58)によるオリジナル作品。朝ドラは「ちゅらさん」「おひさま」に続く3作目。演出は黒崎博、田中正の両氏。語りは元女子マラソン五輪代表の増田明美氏(53)。主題歌「若い広場」は桑田佳祐(61)が書き下ろした。9月30日まで全156話。

 第20週は「さて、問題です」。みね子(有村)の乙女寮時代の仲間・豊子(藤野涼子)の呼びかけで、乙女たちが「あかね荘」に集まることに。突然「テレビを借りてもいいですか」と愛子(和久井映見)に頼む豊子。テレビをつけると、豊子がクイズ番組に出場していて、順調に勝ち進んでいく。数日後、由香(島崎遥香)にバー「月時計」へ連れて行かれるみね子。なぜ鈴子(宮本信子)と省吾(佐々木蔵之介)に反抗するようになったのか、由香が本音を語り始める…という展開だった。

続きを表示

芸能の2017年8月21日のニュース