カンヌで発表!團十郎映画「襲名」 9月公開!三池監督初ドキュメンタリー 「国宝」に続き歌舞伎を世界に

[ 2026年5月18日 05:00 ]

市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿(右)と八代目市川新之助(撮影・篠山 紀信)
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 歌舞伎俳優の市川團十郎白猿(48)の襲名を追った映画「襲名」が製作され、今年9月に公開される。第79回カンヌ国際映画祭が開催中の現地で17日、発表された。三池崇史監督(65)が初のドキュメンタリーに挑み、大名跡の十三代目を継承した團十郎の神髄に迫る。映画祭のコンペ部門では是枝裕和監督(63)の最新作「箱の中の羊」(29日公開)の公式上映が16日に行われた。

 歌舞伎界の名門・成田屋の大きな節目となった十三代目團十郎襲名の軌跡の記録映画が、映画祭で盛り上がるフランスから発信された。製作会社が現地で公表した。

 海老蔵(当時)は2019年1月に襲名を発表。三池監督は「十三代目市川團十郎白猿とは何者なのか、シンプルに問い直したい。團十郎白猿が放つ圧倒的な美の謎に迫りたい」と撮影を始め、20年5月の襲名披露公演に備えた。

 だが、新型コロナ禍で公演は22年10月に延期。その間も節目節目で撮影を続け、襲名1週間前に成田山新勝寺で行った成功祈願と、海老蔵としての最後の舞台となった奉納歌舞伎「雪月花三景 仲国」も撮影していた。

 関係者によると、襲名披露公演では歌舞伎座に最新鋭のカメラ8~10台を設置し、團十郎の一挙手一投足を余すところなく捉えた。「三池監督には、團十郎さんの芝居を真正面から見せたい思いがあった」と説明する。

 三池監督が歌舞伎十八番を全て盛り込んだ下図を描き、アーティストの村上隆氏(64)が「浮世絵」として仕上げた祝幕の創作過程も記録。三池監督は「感動などという薄っぺらな言葉から解放されたいと願っている、あなたの魂を射抜く魔の眼力をスクリーンでお楽しみいただきたい」と自信の程をうかがわせた。

 團十郎は「長きにわたり代々受け継がれてきた團十郎の名が、映像作品として後世に残されますことを光栄に存じます」と期待。カンヌでは昨年、「国宝」が上映されその後の大ヒットにつながった。今回の発表も世界発信への狙いがあり、團十郎も「日本の伝統文化である歌舞伎が広く海外の皆さまに知られ、エンターテインメントとしても親しまれておりますことを大変うれしく存じます」と喜んでいる。

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