肺腺がんで闘病中のいときん 近日中に“仕事復帰”へ

[ 2017年8月21日 20:49 ]

肺腺がんを公表し、闘病中の「ET―KING」のリーダー・いときん
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 肺腺がんのため、治療に専念すると発表したヒップホップグループ「ET―KING」のリーダー・いときん(38)が、近いうちに限定的ながら“仕事復帰”することが21日、分かった。

 いときんが作った大阪市のバー「Bar OSAKA ROOTS」が同日、期間限定で復活。オープニングイベントに駆けつけた、残る5人のメンバーが明かしたもの。

 グループで今秋にアルバムをリリース予定とし、そこに入る声についてコシバKEN(37)は、いときんも含めた「全員」だと明言。レコーディングに関しては「今、スケジュールを調整中」とした。前日には病室に音楽機材を持ち込んで曲を作ってることを、メンバーがラジオで明かしていた。

 いときんは同日、大阪市内にあるスタジオにもひょっこり姿を見せたそう。その際、ギターも手にし、メンバーに「まあ、頼むわ」と話しかけたという。

 今月3日に肺腺がんを患っていることを所属事務所を通じて公表したいときんは、その際、治療専念と、年内の公演活動休止を発表していた。

 6月に健康診断を受け、エックス線検査でがんが発覚。7月に細胞検査を受けた結果、「ステージ4」の肺腺がんと診断された。脳やリンパ節にも転移しているという。

 バーは、公式サイトで今月19日に「いときん応援プロジェクト」の一環として実施すると発表され、売上はすべていときんの治療費にあてられる。今後は31日から年末まで毎週木〜土を中心に営業する。

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