ピース又吉 初の雑誌編集長 来月9、10日ライブで限定販売

[ 2017年8月17日 05:30 ]

雑誌に掲載される1カット。又吉直樹と壇蜜
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 芥川賞作家のピース・又吉直樹(37)が雑誌「又吉直樹マガジン 椅子」で初めて編集長を務めることになった。テーマは「なぜか子供の頃から気になる存在だった」という“椅子”について掘り下げている。

 又吉自身が企画、立案。相方の綾部祐二(39)をはじめ、又吉が個人的に興味を持っている吉岡里帆(24)、柄本明(68)、壇蜜(36)と椅子に関する座談やグラビアを収録している。編集長自ら原稿用紙20枚のエッセー「椅子をめぐる自叙伝」も寄稿。芥川賞受賞後の第1作となる「劇場」を5月に発売後、初の執筆作品となり話題を呼びそうだ。

 雑誌は9月9、10日に又吉が主催するユニットコントライブ「さよなら、絶景雑技団」の会場で限定販売される。又吉は「僕はライブも雑誌も好きです。そういうものが同じ場所で交わるというのが面白い」と話しており、今後もライブなどで順次販売する予定だ。

 企画の出発点について又吉は「椅子を街中に置いて写真に撮ったら面白いのではというところでした。そこからイメージが広がり、僕が好きな人たちにグラビアやエッセーなどさまざまな形による椅子の表現をお願いしていったら、皆さま、快く引き受けてくださいました」と説明。「物凄くいいものができたなと思っています」と自画自賛している。

 また、芸人仲間にも協力を仰いだ。キャラバンの難波麻人(37)、ひとコマ漫画「サラリーマン山崎シゲル」のピン芸人・田中光(35)、イケメンハーフ芸人の西木ファビアン(31)、芸暦4年の若手女性芸人・赤嶺総理(26)がエッセイを執筆。又吉は「4人とも表現することが好きで、書くものが面白い。迷わずオファーしました」と話している。

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