大河「おんな城主 直虎」好発進 初回視聴率は16・9%

[ 2017年1月10日 09:55 ]

NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で主演を務める女優・柴咲コウ
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 女優の柴咲コウ(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(日曜後8・00)が8日に15分拡大でスタートし、初回の平均視聴率は16・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが10日、分かった。

 昨年の「真田丸」初回19・9%は下回ったものの、15年の「花燃ゆ」初回16・7%を上回った。

 昨年、一大ブームを巻き起こした「真田丸」の全50話の期間平均は16・6%。期間平均16%超えは2011年の「江〜姫たちの戦国〜」の17・7%以来5年ぶり。「直虎」の初回は、この16・6%を上回る好発進となった。

 近年の大河ドラマ初回は14年「軍師官兵衛」が18・9%、13年「八重の桜」が21・4%、12年「平清盛」が17・3%。

 大河ドラマ56作目。男性の名で家督を継ぎ、戦国時代を生き抜いた女性城主・井伊直虎の激動の生涯を描く。脚本はNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」で向田邦子賞、橋田賞に輝いた森下佳子氏(45)。TBS「世界の中心で、愛をさけぶ」「白夜行」「JIN―仁―」「とんび」「天皇の料理番」などで知られ、初の大河脚本。演出は渡辺一貴氏ら。

 第1話は「井伊谷の少女」。天文13年(1544年)、遠江の国・井伊谷。後に井伊直虎という勇ましい名で戦国の世を生き抜く少女・おとわ(新井美羽)は、井伊家当主の父・直盛(杉本哲太)と母・千賀(財前直見)の元で幸せな日々を過ごしていた。おてんば娘・おとわの遊び相手は、幼なじみの亀之丞(藤本哉汰)鶴丸(小林颯)。ある日、おとわに亀之丞との縁談話が舞い込む。当主の座を継ぐつもりだった彼女は戸惑うが、やがて亀之丞の妻として井伊家を支えようと心に決める。その折、亀之丞の父・井伊直満(宇梶剛士)が主家・今川義元(春風亭昇太)に謀反の疑いを掛けられ、駿府に呼び出される…という展開だった。

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2017年1月10日のニュース