清水富美加 不安吐露も監督は太鼓判「この声をあてれば大丈夫」

[ 2017年1月10日 21:03 ]

アニメ「龍の歯医者」アフレコ取材会に出席した清水富美加
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 女優の清水富美加(22)が10日、都内で行われたアニメ「龍の歯医者」(前編:18日後8・00、後編:25日後8・00、BSプレミアム)のアフレコ取材会に、鶴巻和哉監督(50)とともに出席した。

 同作は、庵野秀明氏が代表を務めるスタジオカラーが初めて手がけるテレビアニメで、「龍の国」を舞台に、国の守護神“龍”を虫歯から守る新米歯医者・岸井野ノ子(清水)と、龍の不思議な力で生き返った敵対する隣国の少年兵・ベルの物語を描く冒険ファンタジー。

 声優初挑戦となる清水は、初のアフレコ収録を数日経験し「最初の情報出しのときに『期待6割、不安4割』と強気なことを言っていたんですけど、今は不安8割、期待2割」と不安を吐露したが、「素敵な女の子(の声を)やらせていただけて、素敵な作品に参加させていただけることが嬉しくて、オファーしていただけたことも嬉しいので、『あいつ(別の人)にしておけばよかった』と言われないよう、心を強く持ってアフレコに臨んで参ります」と意気込みを語った。

 清水を起用した理由について、鶴巻監督は「声質が好きで、この声をあてれば大丈夫と思っていたので心配はしていませんでした」と話し、「清水さんのことはファンとして見ていて、深夜のバラエティ番組に出ていたときに、お笑いの方がいる中ですごい瞬発力のある絡み方をしていて、その前に出るパワーが今回のキャラクターにピッタリかなと思ってオファーさせていただきました」説明。これに清水は「そのころの瞬発力が日々失われていく感じがありまして…」と不安がったが、鶴巻監督は「大丈夫です。今もグイグイですよ」と太鼓判を押すと、清水は安堵の表情を浮かべた。

 タイトルになぞらえて、歯医者にまつわるエピソードを聞かれた清水は、子どものころに両奥歯の上下4ヶ所に虫歯ができたことがあることを明かし、「麻酔針を打って治療しないといけないほど根深い虫歯だったんですけど、小さいころに星座が好きで、アンドロメダ座という四角形の星座があったので嬉しく思っていました」と回顧し、「アニメの中では虫歯菌も出てくるんですけど、可愛かったり怖かったりといろんな虫歯菌が出てくるので、そこも見ていただきたいです」と上手く作品と絡めてアピールし、得意気な表情を見せた。

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2017年1月10日のニュース