広瀬すず、デビューからの4年間振り返る「世界が変わった。もっとこの世界でやりたい」

[ 2016年10月10日 14:02 ]

フォトブック「ぜんぜん、はじめてです。」発売記念イベントに出席した広瀬すず
Photo By スポニチ

 モデルで女優の広瀬すず(18)が10日、都内の書店でフォトブック「ぜんぜん、はじめてです。」発売記念イベントを開催。イベント前に報道陣の取材に応じた。同書はデビュー直後の14歳から直近の18歳までの4年間を撮り下ろした秘蔵カット満載の初のフォトブック。「はじめての経験」をテーマに、いろんなことに挑戦している。

 「14歳の時から最近までの4年間にいろいろなものに出会って、世界に行った。自分の人生で想像できなかったような時間をギュッと1冊にしていただいた。自分がどんどん変わっていくのもこの本で見てもらえるのが嬉しい」と笑顔を見せつつ、「デビュー当時は田舎の美容院で切ったような髪型をしていて…本当に何にも知らないんだろうなっていう時期、何も知らなかった時期も全部詰まっている。自分でもこういう顔していたんだって思う」と感慨深げ。

 印象的だった撮影を聞かれ、アイススケートに挑戦するカットを挙げ、「なかなかできる機会がなかったので、すごい印象的な撮影で楽しかった」。さらにお気に入りはデビュー当時に撮影したイチゴをくわえたカットだといい、「ツイッターのアイコンにしてくれたり、いまだに反響があって嬉しい。一番好きですね」と話した。

 4年前を振り返り、「世界がまず変わりました」と広瀬。「田舎っぺで、ジャージしか着てこなかったような私が東京に出てきて、メークとかして衣装を着させていただいてっていうのがなかなかないこと。お芝居では自分とは違う人間になって、その人の世界でその人の時間を過ごす。役を演じて生きているのが、デビューした当時はまったく想像できなかったけど、それが一番楽しくて面白い。もっとこの世界でやりたい!と思うようになりました」と力説。

 「自分自身は女優さんになりたいとかモデルさんになりたいとかまったく思っていなくて、むしろ嫌だなって思っていたぐらい」と言いながらも「中途半端では終わらせたくないという、自分が持っている根からの負けず嫌いが生きているんだなと思う」と話した。

 タイトルにかけて最近した初めてを聞かれ、「東京で1人でどこかに行くという大人感を味わっている時期があったんですけど、それも慣れて、1人しゃぶしゃぶとかも、一人焼肉とかパワーアップしましたね」とニッコリ。今後は「女優のお仕事に生かせることをしたい。趣味とかが全く無いんです。何かほしい」と苦笑した。

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2016年10月10日のニュース