「真田丸」第38話は15・7% 信繁に策残し…昌幸帰らぬ人に

[ 2016年9月26日 10:10 ]

NHK大河ドラマ「真田丸」で主演を務める堺雅人

 俳優の堺雅人(42)が主演を務めるNHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)の第38話が25日に放送され、平均視聴率は15・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが26日、分かった。

 大坂編がスタートした第14話から15%超をマークするなど高水準で推移。“新章”に突入した第32話からも15・8%、第33話18・0%と好調をキープしていた。

 8月28日に放送された第34話は日本テレビの24時間テレビと重なり13・2%で自己最低を記録したが、第35話では15・0%と回復。さらに第36話16・5%、第37話17・3%とポイントを上げていた。
 
 大河ドラマ55作目。戦国時代最後の名将・真田幸村=本名・真田信繁(のぶしげ)の生涯を描く。ヒットメーカー・三谷幸喜氏(55)が「新選組!」(2004年)以来、2度目の大河脚本。タイトルの「真田丸」は大坂冬の陣で信繁が築いた最強の砦。同時に、家族の物語として一艘の船に例えた。演出は木村隆文氏ほか。全50話。

 第37話は「昌幸」。昌幸(草刈正雄)、信繁(堺)ら一行は、紀伊国・九度山村に流罪となった。昌幸は、信之(大泉洋)を通じて何度も釈放を願い出るが、家康(内野聖陽)はそれを無視して着々と天下取りを進めていく。一方、きり(長澤まさみ)と春(松岡茉優)は、一つ屋根の下で暮らすことになった。信繁ときりの信濃での思い出話を聞いた春は、思い悩む。徳川に許されず、落ち込む昌幸の元に、九度山の村人たちが「戦い方を教えてくれ」と訪ねて来る…という展開だった。

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2016年9月26日のニュース