古谷一行が47年ぶり朝ドラ出演!来春「ひよっこ」で有村架純の祖父に

[ 2016年9月26日 16:30 ]

<NHK連続テレビ小説「ひよっこ」新キャスト発表会>会見に出席した古谷一行

 女優の有村架純(23)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(来年4月3日スタート、月~土曜前8・00)の故郷編キャスト10人が26日、発表された。俳優の古谷一行(72)が47年ぶりの朝ドラ出演で、ヒロインの祖父役を演じる。

 1970年「虹」以来の朝ドラとなる古谷は「凄く楽しみにしています。半年できるのは楽しみです。方言の危機が叫ばれているが、茨城弁をしっかり定着させたい」と意気込みを語った。

 ほかに沢村一樹(49)、木村佳乃(40)、バンド・銀杏BOYZの峯田和伸(38)、佐久間由衣(21)、泉澤祐希(23)、羽田美智子(48)、柴田理恵(57)、遠山俊也(54)、松尾諭(40)の出演が決定。

 沢村は父親役、木村は母親役、峯田は叔父役で、朝ドラ初出演。

 佐久間はヒロインの幼なじみ・助川時子役で、朝ドラ初出演。泉澤も幼なじみ役・角谷三男。羽田は時子の母役。柴田は三男の母役。遠山は時子の父役で、朝ドラ初出演。松尾はバスの車掌役。

 現在放送中の「とと姉ちゃん」、次回作「べっぴんさん」に続く朝ドラ第96作目。脚本は「若者のすべて」「イグアナの娘」「最後から二番目の恋」などで知られる岡田惠和氏(59)によるオリジナル作品。朝ドラは「ちゅらさん」(2001年)「おひさま」(11年)に続く3作目。1964年の東京オリンピック以降、高度成長期を駆け抜けたヒロインの青春を描く。

 茨城県北西部の農家に生まれ育った谷田部みね子(有村)は、出稼ぎのため東京に行ったが、帰ってこない父親を探すべく、集団就職で上京。下町の工場で働くが、オリンピック後の不況で倒産。父が常連だった洋食屋に拾われる。“金の卵”が自らの殻を破り、成長を遂げる波乱万丈の青春記。幸福な家族を取り戻す大冒険を繰り広げる。

 今回、ヒロインのオーディションは行われず。「花子とアン」(14年前期)の吉高由里子(28)以来、キャスティングによる起用となった。

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