沢村一樹が朝ドラ初出演!来春「ひよっこ」で有村架純の父親役「爽やかに」

[ 2016年9月26日 16:00 ]

<NHK連続テレビ小説「ひよっこ」新キャスト発表会>ヒロインの父親役で朝ドラ初出演の沢村一樹

 女優の有村架純(23)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(来年4月3日スタート、月~土曜前8・00)の故郷編キャスト10人が26日、発表された。俳優の沢村一樹(49)が朝ドラ初出演で、ヒロインの父親役を演じる。「エロ男爵」の異名を持つが、朝の看板ドラマとあり、爽やか路線を誓った。

 沢村は「朝ドラは初めて参加させていただきます。セリフを頂くのは(NHK「サラリーマンNEO」の)セクスィー部長以来です。万全の意気込みで挑みたい。世間のイメージを払拭したい。朝の番組として爽やかに演じたい。4月といい時期で、とにかく爽やかに演じられればいい」と抱負を語った。

 ほかに木村佳乃(40)、古谷一行(72)、バンド・銀杏BOYZの峯田和伸(38)、佐久間由衣(21)、泉澤祐希(23)、羽田美智子(48)、柴田理恵(57)、遠山俊也(54)、松尾諭(40)の出演が決定。

 木村は母親役、古谷は祖父役、峯田は叔父役で、朝ドラ初出演。

 佐久間はヒロインの幼なじみ・助川時子役で、朝ドラ初出演。泉澤も幼なじみ役・角谷三男。羽田は時子の母役。柴田は三男の母役。遠山は時子の父役で、朝ドラ初出演。松尾はバスの車掌役。

 有村は「幸せだなと感じながら本読みをしました。(ヒロイン・みね子は)お母さんのようになりたいと思っている子ですが、佳乃さんもそう思わせてくれる方。時子と三男は幼なじみなんですが、3人の関係性が楽しみ」と語った。

 現在放送中の「とと姉ちゃん」、次回作「べっぴんさん」に続く朝ドラ第96作目。脚本は「若者のすべて」「イグアナの娘」「最後から二番目の恋」などで知られる岡田惠和氏(59)によるオリジナル作品。朝ドラは「ちゅらさん」(2001年)「おひさま」(11年)に続く3作目。1964年の東京オリンピック以降、高度成長期を駆け抜けたヒロインの青春を描く。

 茨城県北西部の農家に生まれ育った谷田部みね子(有村)は、出稼ぎのため東京に行ったが、帰ってこない父親を探すべく、集団就職で上京。下町の工場で働くが、オリンピック後の不況で倒産。父が常連だった洋食屋に拾われる。“金の卵”が自らの殻を破り、成長を遂げる波乱万丈の青春記。幸福な家族を取り戻す大冒険を繰り広げる。

 今回、ヒロインのオーディションは行われず。「花子とアン」(14年前期)の吉高由里子(28)以来、キャスティングによる起用となった。

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