「真田丸」今度は三成&刑部ロス「三成主役で関ヶ原スピンオフを…」

[ 2016年9月18日 22:04 ]

関ヶ原の戦いで敗れ、最期を迎えた大河ドラマ「真田丸」の石田三成(山本耕史、上)と大谷刑部(片岡愛之助)。インターネット上には“ロス現象”が広がった(C)NHK

 18日に放送されたNHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)で、石田三成(山本耕史)と大谷刑部(片岡愛之助)の死が回想シーンで描かれた。放送終了後のインターネット上では、視聴者に人気の高かった2人の最期を惜しむコメントが相次いだ。

 豊臣秀吉(小日向文世)の存命時、三成と刑部は豊臣家の重臣としてともに政権運営を担っていた。しかし秀吉の死後、影響力を強めたのは徳川家康(内野聖陽)。家康暗殺を目論む三成だったが、有力大名の多くは家康の味方となり、ついには刑部までもが家康側に。形勢不利に陥った三成は家康暗殺に失敗し、謹慎させられていた。

 11日放送の第36話「勝負」では刑部が三成に加勢することを決め、いよいよ関ヶ原の戦いが開始。だが合戦の様子は描かれず、佐助(藤井隆)が「大谷刑部様はお討ち死に。石田治部様は行方知れず」という衝撃の報告を真田信繁(堺雅人)らに告げた。
 
 この日放送された第37話「信之」は、高野山へ流罪となった信繁が大坂に立ち寄り、三成と刑部のそれぞれの最期を聞かされるという形で描かれた。

 放送終了後にはインターネット上で、「明日から三成ロス」「全てを受け入れたような笑みがただただ美しかった」「大谷刑部の最期の言葉は反則すぎる」「刑部の『治部、楽しかったぞ』で涙腺崩壊」と2人の死を惜しむ声が続々。「本当にいい石田三成と大谷吉継をありがとう」といった感謝の声や、「スピンオフで三成主役で関ヶ原やるのもありでは…」とスピンオフドラマの制作を希望する声も上がった。

 今作では、武田勝頼(平岳大)室賀正武(西村雅彦)梅(黒木華)豊臣秀次(新納慎也)など、これまでも登場人物たちの死が描かれるたびに“ロス現象”が発生。最近では抜群の存在感を放っていた秀吉が、第31話「終焉」(8月7日放送)で死去した際にロス現象が起きていた。

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2016年9月18日のニュース