「HOPE」撮了 遠藤憲一「幸せな時間」山内圭哉は新境地開拓

[ 2016年9月18日 12:00 ]

「HOPE~期待ゼロの新入社員~」がクランクアップし、花束を受け取る遠藤憲一(左)と山内圭哉(C)フジテレビ

 Hey!Say!JUMPの中島裕翔(23)が主演を務めるフジテレビ「HOPE~期待ゼロの新入社員~」(日曜後9・00)は18日、最終回(第9話)を迎える。

 中島がゴールデン帯の連続ドラマで単独初主演。2014年秋に韓国のケーブルテレビ局で放送され、韓国内で社会現象を巻き起こした連続ドラマ「ミセン―未生―」を原作にした感動のヒューマンドラマ。囲碁のプロ棋士になるという夢を叶えられなかった主人公・一ノ瀬歩(中島)は、ひょんなことから総合商社・与一物産の営業3課で働くことに。同期や上司、取引先など様々な立場の物語をリアルに描き、視聴者の共感を呼んだ。

 一ノ瀬の上司、営業3課の課長・織田勇仁を遠藤憲一(55)、主任・安芸公介を山内圭哉(44)が好演。毎回、絶妙のコンビネーションを披露した。
 
 遠藤と山内は9月上旬、東京都内で撮影が行われた営業3課の3人のシーンでクランクアップ。遠藤は「本当に良い原作で良い台本で良いスタッフで良いキャストで、なかなかこういう作品は巡り会えるもんじゃないってことを、1話1話ごとに感じました。本当に幸せな時間でした」と充実した収録を振り返り「また、こういうような素晴らしい作品に出会うのを夢見て日々、頑張りたいと思います。本当にお世話になりました。ありがとうございました」と語った。

 山内は「自分は割とアウトサイダーな役が多いので、今回のような役は、よくよく考えてみると初めてだったんですけれども、非常に楽しんでやれました」と新境地を開拓。「スタッフの方の期待に応えられたかどうか分かりませんが、非常に充実した時間を皆さんと過ごさせていただきました。本当にありがとうございました」と感謝した。

 最終回は、一ノ瀬(中島)が専務・鷹野(風間杜夫)の不正をほのめかす発言をしたことをきっかけに、中国企業とのプロジェクトに監査が入る。営業3課の課長・織田(遠藤)や江部(宮川一朗太)のほか、鷹野が監査部に聴取を受ける。仲介会社には実体がない上、その社外取締役には江部のいとこがおり、江部は過去に何度も手数料を得ていたらしいと分かる。そのトラブルが原因で、これまで付き合いがあった中国企業が取引を拒否し始める。一ノ瀬は、すべては自分の軽率な発言から起きたことだと責任を痛感する…という展開。営業3課の行方は――。

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2016年9月18日のニュース