「真田丸」犬伏で“男上げた”大泉洋が明かす「黙れ、小童!」秘話

[ 2016年9月10日 09:00 ]

大河ドラマ「真田丸」で真田信幸(大泉洋)を「黙れ、小童!」と一喝する室賀正武(西村雅彦)(C)NHK

 NHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)で主人公・真田信繁(堺雅人)の兄・信幸を演じる俳優の大泉洋(43)。第35話「犬伏」(4日放送)で父・昌幸(草刈正雄)と弟・信繁との離別「犬伏の別れ」を熱演して大きな話題を呼んだが、序盤にあった“見せ場”も忘れられない。信幸が口を開くたびに「黙れ、小童(こわっぱ)!」と一喝されるシーン。笑いを誘ったその舞台裏を大泉が明かした。

 父の型にはまらない奇策に翻弄される姿や、弟の才気の前に複雑な思いを抱く姿が多かった信幸。しかし「犬伏の別れ」では真田家存続のために“奇策”を提案。父や弟だけでなく、これまで信幸を見守り続けてきた視聴者までもうならせた。

 大きな成長を遂げた信幸だが、放送初期は“頼りない兄”として描かれる様子が目立っていた。中でも象徴的なのが、父が信濃の国衆たちの意見をまとめようと尽力する中、信幸が口を開くたびに西村雅彦(55)演じる国衆筆頭の室賀正武から「黙れ、小童!」と一喝される場面だ。

 第3話「策略」(1月24日放送)で室賀が初登場して以来、その印象的なフレーズはインターネットを中心に多くの反響を呼んできた。大泉も「『まぁ、ここは面白いだろうな』と思った通り、視聴者の皆さんが盛り上がってくれましたよね。僕らも言っていたんです。『これはもう流行語大賞だ』って…」と懐かしそうに振り返った。

 室賀は第11話「祝言」(3月20日放送)で昌幸への暗殺未遂が発覚し、殺害される。劇中で最後の「黙れ!小童」となるシーンを撮影する際には「この日はやっぱりスタッフも役者もみんな一抹の寂しさがあって『今日で“黙れ!小童”聞けるのは最後だね』というのがありました」としみじみ。「おそらく西村さんの中でも“黙れ!小童”を同じように言い続けることに対して、どこか照れというか、何か役者として引き出しがないと思われるのが嫌だと思ったのでしょう。“黙れ!小童”を静かめに言ったんですよ」と回想。

 「内心、全員が『最後の“黙れ!小童”だぞ』という思いがあるわけで、監督が勇気を出して言ったんです。『“黙れ!小童”。そのテンションでいきますかね…やっぱり、いつもの…』と言った時、西村さんが『分かった。君たちみんながそれを求むなら、じゃあ言おう。私には別にもっと引き出しはあるが、分かった。望むなら言おう』みたいな感じで、結局全力で“黙れ!小童”と言ってくれたんです」と懐かしいエピソードを思い出しながら笑った。

 信幸も気が付けば“小童”から一皮むけ、真田家に欠かせない“名将”へ成長した。それでも「ドラマ史上一番親しみやすくて愛される信幸さんなんじゃないかな」と役柄を楽しんだ。第36話「勝負」(11日放送)からはクライマックスに向けて物語も大きく動いていくが、様々な表情を見せる信幸からも目が離せない。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「嵐」特集記事

2016年9月10日のニュース