尾木ママ 現代の生きづらさつづる「子どもたちと改善していきたい」

[ 2016年7月18日 15:28 ]

尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏

 尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(69)が17日夜、ブログを更新。自身へのバッシングが相当こたえているのか、「どえらく生きにくい今を明るく生き抜くコツは?」と題して、ネット時代の生きづらさをつづった。

 尾木氏は、「有史以来今ほど生きづらい時代もない」と語り出し、「自由に満ちておりどんな生き方も自由だからこそ、選択の余地、創造の自由有りすぎ、可能性も有りすぎて苦しめられるのではないでしょうか?」と、大上段に構えて疑問を投げかけた。そして、「更に、ネットの普及が人々の人間関係と社会的モラルを壊し、余計に自分自身を壊し生きづらい精神に追い込んでいるのではないでしょうか?」と語り、ネット時代のモラルハラスメント社会を嘆いた。

 SNSなどでの様々な炎上騒動や、リベンジポルノ問題などを含めた発言だとみられるが、やはり北海道北斗市の林道で置き去りにされ行方不明になっていた小学2年の男児に関して、両親を批判したことでブログが炎上した影響が大きかった様子。男児が無事に保護されたこともあり、本人によると2日間で100万件を超える批判が寄せられ、謝罪後も尾木氏は数々の批判にさらされた。

 「リアル社会だけじゃなくバーチャル社会が匿名性をいいことに 平気で嘘も誇張も平気? 教育こそ社会的正義を理念に掲げ人々の心を人情味豊かに耕してくれるはずですよ ね」と語り、言外に含みを持たせて問いかけた。その上で、「子どもたちと共に 少しずつ 改善していきたい尾木ママです」と、改めて身を引き締める決意を語った。

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2016年7月18日のニュース