セルライトスパが優勝、ABCお笑いグランプリ 816組の頂点に

[ 2016年7月18日 17:09 ]

「第37回ABCお笑いグランプリ」で優勝したセルライトスパの肥後(左)と大須賀。賞金100万円のボードを手に会心の笑み

 ダウンタウン、ナインティナイン、トミーズらを輩出した若手お笑いの登竜門、ABC創立65周年記念「第37回ABCお笑いグランプリ」が18日、大阪朝日放送で行われ、セルライトスパが優勝。エントリー816組の頂点に立ち、賞金100万円を手にした。

 セルライトスパはコンビ結成9年目で、賞レースで初めて決勝に進出して初優勝。「一番のネタと二番のネタを用意しました」とネタ作成を担当するボケの大須賀健剛(32)。08年4月に結成以来、練りに練ったオーソドックスな「空手ネタ」で決勝進出を決め、ファイナルでは大須賀がひと言も発しない「刑事ネタ」で爆笑を誘った。

 ツッコミの肥後裕之(31)は4月に西宮・夙川の社長令嬢と結婚したばかり。司会の藤井隆(44)から優勝賞金100万円の使い道を聞かれ「嫁さんのお母さんに返済します」と会場の笑いを誘った。「賞レースを獲ると期待してくれてたのでは」という義母が“先物買い”で肥後の独身時代の借金50万円を肩代わり。しかも夫人の実家近くの借家の家賃10万円は「自分が4万、嫁が4万、嫁さんのお母さんが2万で」とこちらも援助を受けている。新妻は今も働いており、しかも稼ぎは肥後の4倍ほどあるそうだ。この日朝も夫人の家族と近くの神社へ必勝祈願。客席で応援してくれた新妻の姿を見て、肥後は舞台上でうれし涙を流した。

 一方、大須賀は「大阪でずっと一緒にやってきた大自然、アイロンヘッドらと飲みに行きたい」と話していたが、こちらも援助してくれた両親に「50万円を返したい」と話した。それぞれ恩返しをして次の目標は「勢いに乗ってM―1、R―1を勝って、キングオブコントを獲って…」。初Vで夢はさらに膨らむ。

 このコンテストは1980年から88年まで「ABC漫才・落語新人コンクール」、89年から2011年まで「ABCお笑い新人グランプリ」として実施。12年からデビュー10年以内で、全国の芸人を対象とした大会にリニューアルされた。毎年1月に開催されていたが「M―1グランプリ」が復活し、12月に開催するため、夏の大会として生まれ変わることになった。今回は06年8月1日以降に結成、またはデビューしたプロが対象。漫才、コント、ピン芸、マジック、落語など全ジャンルの芸人に参加資格があり、1日の最終予選に63組
が出場した。

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