【覆面座談会】石田純一 大きすぎた無策の代償 鳥越氏応援は周囲が許さず

[ 2016年7月18日 09:45 ]

東京都知事選の立候補を断念した石田純一

 夏本番に向けて芸能界もヒートアップ。サバンナ高橋茂雄(40)とPerfumeあ~ちゃん(27)の真剣交際が発覚したり、俳優・渡部篤郎(48)の再婚と、いろんな話題が続々。その中で衝撃が走ったのは覚せい剤取締法違反などで逮捕された元俳優の高知東生被告(51)。夫人の高島礼子(51)の涙の会見も記憶に新しいところです。そんなニュースの裏側に覆面メンバーが迫ります。

 ワイドデスク 幻に終わったけど石田純一の東京都知事選の出馬騒動には驚いたね。取材対応で、てんやわんやだったよ。

 リポーター 参院選の最中に、候補として名前が浮上してきた。7日に羽田空港で報道陣が直撃したら「まだ出馬を決めていないが、気持ちはある」とまんざらでもない様子だったね。

 本紙デスク 本人は出馬が本決まりにならなかったら、何を言っても大丈夫と思っていた節がある。ただ、テレビには「選挙の事前運動の疑いがあるものは取り扱わない」という放送基準がある。それでテレビ局やスポンサーに根回ししていなかったので大変なことになった。

 リポーター 2本のレギュラー番組がある大阪の朝日放送はカンカンだった。情報番組で石田の話題に触れることすらNGで、降板もありうる勢い。「おはよう朝日です」という情報番組では都知事選終了まで、出演もなくなったからね。

 週刊誌記者 結局、表明会見では「野党4党統一候補なら出馬します」という条件付き。その話もまとまらず、出馬は立ち消えとなった。本人がびっくりしたのは、CMの賠償金騒動だったんじゃないかな。

 本紙デスク スポンサーにとっては大問題。本人は賠償金が「わずか数日間で何百万、何千万円の単位になっている。天文学的な数字になっている」と答えた。取材した記者に聞くと、悲そう感を漂わせるレベルではなく、かなり追い込まれた様子に見えたとか。

 週刊誌記者 出馬見送りを表明した11日も新しい広告の入稿日だった。締め切りが午前中だったので損害額を抑えるためには、1分でも1秒でも早くスポンサーに結論を伝えないといけない状況だったんだろうね。

 本紙デスク 石田は口説くのも好きだけど口説かれるのも好き。今回は市民団体からの熱烈な要請で動きだしたけど無策すぎた。元々は「舛添さんの後は僕がやる」と周囲に語るなど、東京五輪の時には知事になりたい人。本人は本気だから、これから選挙の度に名前が挙がるのはメリットだけど、テレビ局としては怖くて使いづらいよね。

 ワイドデスク 野党統一候補の鳥越俊太郎氏を応援したいのかもしれないけど、周囲が許さない状況。80年代にはトレンディー俳優で売ってたけど、60歳をすぎて今後どうするか考えた時にトレンディーだったのが政治だったんだろう。

 リポーター 舛添前都知事とは違うお金の問題で身動きが取れなくなったのは悲しいよね。これで仕事がなくなって、莫大(ばくだい)な借金を抱えることになったら、支えてきた理子夫人も立つ瀬がないよ。

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2016年7月18日のニュース