【高島礼子一問一答1】「気持ちの整理ついてない」「しっかり現実見る」

[ 2016年6月30日 21:05 ]

会見を行う高島礼子

 24日に覚せい剤取締法違反と大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕された元俳優の高知東生(本名大崎丈二)容疑者(51)の妻で女優の高島礼子(51)が30日、京都市で会見を行った。

 一問一答は以下の通り。

 本来ならもっと早くみなさまの前に出てお話しすることも考えましたが、気持ちの整理と事実関係が少しでも明らかになってからと思い、このような時期になってしまいました。そして私自身も一緒に暮らしていた者として事情聴取と検査を受けなければならず、先ほど事情聴取が終わりましたので、そのご報告も併せてさせていただこうと思った次第です。

 ――夫が逮捕されたと聞いた時は?

 冗談かと思うほどに実感がなかった。

 ――五十川容疑者に面識は?

 10年ぐらい前に友人の友人として紹介をされて、会っているらしい。ただ正直、10年前ですし、その一度だけで、それから先は付き合いがない。名前もあだ名のような感じで呼んでましたし、賛助会員っていうことも正直、お店のことに関しては関与していなかったし、まったく分からない。

 ――夫と仲がいいことも知らなかった?

 その彼女の存在自体も(頭の中に)なかったわけですから。

 ――夫の薬物使用が疑われるおかしい様子はなかった?

 本当に、本当に分からなかった。

 ――汗をかくとか?

 私も汗をかくので。汗をかくということで私の中でクスリ関係のことが起こること自体、想像もしたことがなかった。

 ――夫婦として暮らしている中で何らかの変化は?

 それもまったく気づかなかった。彼は元々、感情が豊かな人なので、怒る時は怒るし泣く時は泣く。知り合った当時からそういう人だったので、それがそういう兆候だったと言われても分からない。

 ――介護をやるのが芸能界を辞める理由だったのか?

 この件に関しては、私は彼から父の介護で辞めるとはひと言も聞いていない。店自体は5月に横浜でオープンしたけど、7、8年、お店をずっとやっていた。彼の性格的に芸能人が片手間で商売をするのは失礼だと、二足のわらじを履くのは自分には合わないと判断したのだと思う。

 ――介護で辞めたと聞いた時はどう思った?

 彼にとって介護というのは当たり前のこと。結婚してすぐのことだったので、家族が協力してやることは当たり前、手伝うことは当たり前。介護のために仕事を辞めるということは私には考えにくい。だから彼の言っていることを信じる。10数年という長きにわたってやっていることだから、たくさんの人の力を借りてシステムのようにやっているので、彼のやることは少なかったとは思うが。

 ――お父さんの自宅には最初から行っていなかった?

 そういうわけじゃない。ただ、少ないことは確か。私が自分のタイミングで父に会いたい時に帰るので。基本、私のスケジュールに合わせて来ていたので、彼が来ることは少なかった。でも、私が地方に行っていて重要な決断をしないといけない時は、彼に病院に行ってもらって医者と話してもらった。

 ――最近、あまり話をしていなかったとか?

 正直、ないんです。(涙を流して沈黙)私自身が同志のような親友のような気持ちでいた。どちらかと仲がいいと思っていた。

 ――夫が「愛人関係と思われても仕方ないけど、知人です」と話しているが?

 本当に情けない話。女好きとも言われているけど、彼は女も男も関係なく接するタイプ。口うるさくて嫌われる性格。女性に毛嫌いされていると思っていた。

 ――裏切られた?

 今回の事件で彼のやったことはあまりにも大きな罪。許せるとか許せないとか、そういうレベルの問題じゃない。不倫のことよりも彼女のことよりも、絶対手を出してはいけないものに手を出した彼の思いの方が不思議でしょうがない。

 ――これから夫婦関係はどうする?

 正直、まだ気持ちの整理はついてない。今は妻として責任はある。気づかなかったとか、知らなかったとか言うことじゃない。妻としての責任と、彼が反省してどうやって一から、いやマイナスから更生して人生をやり直していくか見極めないとも思いますけど、ただ、今、私を(涙で沈黙)支えてくださる大勢の方を裏切ったり、悲しませたり、そういうことだけは絶対したくない。

 ――離婚は考えられない?

 いや、そういうことじゃなくて、それもその中の一つ。支えてくれる人のために、そういう決断をしなければいけないということも一つ、しっかりと現実を見て、今後の彼の動向を見て判断しなければいけない。

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2016年6月30日のニュース