小泉孝太郎 リオ五輪テレ東キャスターに「現地から愛を込めて」

[ 2016年3月25日 05:30 ]

テレビ東京のリオデジャネイロ五輪のメーンキャスターに就任した小泉孝太郎

 俳優・小泉孝太郎(37)がテレビ東京のリオデジャネイロ五輪のメーンキャスターに就任することが、24日、同局の定例社長会見で発表された。初めて五輪キャスターに挑戦する小泉は「世界最高峰の戦い、その緊張感はもちろん、選手、そして競技の素晴らしさを、現地から“愛”を込めてお伝えしたい」と意欲を燃やしている。

 同局は12年のロンドン大会で俳優・佐藤隆太(36、写真)を起用しており、2大会連続の“俳優キャスター”となる。

 小泉は2010年から6年間、同局が放送する「柔道グランドスラム東京」のメーンキャスターを務め、今年1月から2月まで放送された同局のドラマ「警視庁ゼロ係」に主演した。

 高橋雄一社長は会見で「小泉さんにはお世話になっている。リオ五輪で面白い盛り上がりをつくっていただきたい」と期待感を示した。

 この夏、衆参ダブル選挙となれば小泉の弟の小泉進次郎衆院議員(34)が衆院選に出馬する可能性が高いが、高橋社長は「小泉孝太郎さんは独立したプロの俳優だと考えている。そこに政治的な発想を入れることは逆によこしまになる」と関係性を否定した。

 テレ東スポーツ局の三瓶純プロデューサーは起用理由の中で「スポーツを愛する情熱とその探求心」を強調した。

 同局は8月10日から卓球女子シングルス準決勝や柔道男子100キロ超級予選、陸上女子200メートル決勝などを放送。現地から熱戦を伝える小泉は「初めてのブラジル、初めて生で見る五輪!このような胸が高まる気持ちは今まで感じたことがない」と熱い胸の内を明かした。

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2016年3月25日のニュース