フジ社長謝罪 ショーンK氏、経歴詐称に「確認不十分で申し訳ない」

[ 2016年3月25日 15:36 ]

ショーン・マクアードル川上氏

 フジテレビの亀山千広社長(59)が25日、東京・台場の同局で定例会見を行い、経営コンサルタントのショーン・マクアードル川上氏(48)の経歴詐称について言及した。

 「本当に改編直前でしかも新番組でお騒がせしていろいろおわびしたい」と謝罪。「実績と語り口調が起用理由だったと聞いているが、確認が不十分であったのは申し訳なく思っている」と語った。

 ショーン氏は夜の報道&スポーツ番組「ユアタイム~あなたの時間~」(月~木曜後11・30、金曜後11・58)でモデルの市川紗椰(29)と司会を務めることが決まっていた。報道陣から「再発防止策は?」の質問には「はっきり規定を持ってやるのは決めづらい。番組に委ねたい」と語った。

 ショーンK氏はフジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)にも10年8月から金曜コメンテーターとして出演。18日の放送で同氏のコメンテーター降板を報告した。小倉智昭キャスター(68)は番組内で「一番責任があるのはご本人ですが、経歴をきちっと調べなかった我々や制作スタッフにも責任がある」とチェック体制の不備を反省していた。鈴木克明専務取締役も「経歴は調べているが、結果として不十分だった」と悔しい思いを語った。

 「ユアタイム」でコメンテーターを務めるのはDJでジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏(53)。モーリー氏も高学歴で過激な発言が問題視されることもあるが鈴木専務取締役は「現場判断でキャスティングした」と語った。

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2016年3月25日のニュース