秋元康氏、作詞曲総売り上げ１億枚突破「34年間の積み重ねが」

秋元康氏

　作詞家・秋元康氏（５７）の作詞シングル総売り上げ枚数が８日、１億枚の大台を突破したことが分かった。自身が総合プロデュースを務めるＡＫＢ４８の９日発売の最新曲「唇にＢｅ　Ｍｙ　Ｂａｂｙ」が、店着初日にあたる８日の売り上げ枚数を集計した８日付オリコンデイリーシングルランキングで８１・３万枚を記録すると同時に達成。同氏のシングル売り上げ枚数は１億２２万６０００枚を記録した。

　１９８１年に作詞家デビューした秋元氏による作詞シングルの週間１位獲得作品数は１２月１４日付時点で、菊池桃子「卒業」から１２月７日付に１位を獲得したＨＫＴ４８　ｆｅａｔ．氣志團「しぇからしか！」までの通算１２９作。

　作詞シングルによる売り上げ枚数歴代１位の作品は、累積売り上げ１９５・６万枚のＡＫＢ４８「さよならクロール」。また同グループ以外の作詞シングルでは、同１４０・９万枚のとんねるず「ガラガラヘビがやってくる」が最多。

　また、売り上げに最も貢献したアーティストは、８日時点で総売り上げ３６１５・８万枚を記録したＡＫＢ４８。以下、ＳＫＥ４８が同７８４・０万枚、乃木坂４６が同５９６・８万枚、ＮＭＢ４８が同５６１・４万枚、とんねるずが同５４７・６万枚で、これに続いている。

　秋元氏は「ＡＫＢ４８のセールスが３５００万枚くらいで、残りの６５００万枚が他のアーティストへの作詞だったのは、作詞家としてデビューしてから３４年間の積み重ねが記録となったようでうれしいです。これからもみなさんの“思い出の目次”になるような詞を書き続けたいと思います」とコメント。